文化庁メディア芸術祭 @ 国立新美術館 とか
行ったのは11日ですが、本日最終日を迎えた文化庁メディア芸術祭については新たなエントリで書こうと思います(あとそれ以外のお話も)。昨年も行きました。昨年行った時に「来年は誰かと来られたらいいのになあ」とか思ってたけど、まあ当然のように一人でテクテクと。今年も乃木坂から行きましたが、駅から直結の道は初めて歩いた。こんな道があるのか。で、感覚としては昨年よりも人が多かったような。割と遅くに行って閉館まで見たけど、人が多くて見られなかったものも結構ありました。が、期待通りめっちゃくっちゃ面白かったです。昨年も最後の出口で受賞作品を簡易的に紹介されている冊子を買って帰ったけど、これも電車でつい読み耽ってしまって吉祥寺まであっという間に感じる程、面白い。
昨年どんなこと書いていたっけなあと思いつつ、今年は(も?)…“自分は何を発して、何を伝えられるか?今の仕事の先に、何を見出すか?”といったことを考えさせられました。別にそんな高尚なことが今仕事に直結しているかと言うと…していないかもしれないけど…、と思いがちだけど…ネット上は表現の可能性に溢れているわけで。別にそう思うきっかけであるだけで、手段が“メディア芸術”に限られるわけではないし、んー、でも“何にも繋がらないなあ、つまんねえなあ”と思ったらそこで止まっちゃうしねえ。というか、仕事の枠外では、仕事程、表現出来る機会やチャンスやインパクト、そういうのを得られないと僕は思っているからかな。
で、“何を見出すか?”みたいなことは。「オペレーターの枠に収まってほしくないけどなあ…」ということが最近日々感じていることの一つであったりするから思ったことかも。自分に対して以上に、今年は他の…会社の若い子たちへ対してかな…せっかく今ある仕事や環境、それがあっての生活なので、自分の中に意味や意義を持って過ごしてくれたらいいなあって風に内心は思ってるんだけど、…言葉に出して言うわけでもないし、別に人様の人生だから(笑)、まあ伝えているわけではないんだけど。でも、丁度14日にデスキャブへ一緒へ行った親会社のデスキャブ仲間(今更ながらこのブログへの登場率高いような(笑)この人と、ピロウズ兼吉祥寺仲間のかたの登場率が高い。僕にとって、特に共通点の多い二人。でも二人ともこのブログの存在は知らない、はず。)の子がね、ちょうど良いこと(笑)を言ってて。
「技術者とか、物を作れる人は手に残るものがある。けど、ディレクターって何も残らない。実質何かを作っているというわけではないから。そう思うと、自分には何も無いように思える」みたいなことを話していたんですね。そこで、ちょうど持っていた、メディア芸術祭の本を見せて…まあ別にこういう本だけに限らず、「こういうので名前が載るのって、あくまでプロジェクト・リーダー、プロマネだとか、ディレクターの人。」だと思ったので、そんな話をして。それって、誰にでも出来るものではないからさ。本当に実際は何もやっていない人も居るだろうけど(笑)、とは言え誰にでも務められるものではない。それも絶対にその人の能力であると思う。
やっぱそれは僕はどちらかと言うと技術者で、最初は完全にコミュニケーション不全なところから始まってるので。だから「技術があるのに対人関係が上手い人、物を言える人ってすごいな、そうなりたいな」みたいな…憧れでもあり、同時に“コミュニケーションが上手い人”へのコンプレックスみたいなものでもあったんだけど(笑)だから、僕自身はそういうのをぶっ壊して変わっていかなきゃいけないと思って無茶もして来たしバランスも崩してきたから今の自分があるんですが、…まぁちょっと最近は“(システムの分際で)踏み込み過ぎたかなあ、逆に他の人の成長の為にならなかったかなあ”なんて考えてしまっているところもあるんですが…。
まぁでもまだ僕は一本調子なところが強くある。“全体を見渡せる、舵を切れる”ことが出来る人はそれはやはり武器だと思うのです。「その為にはもっと色々なことを知る必要がある」のは長く続くテーマだろうし、ともあれ「絶対楽しいから行った方がいいよ」なんて勧めました。その人こそ僕なんかより、ゲーム、漫画、アニメ、ウェブ…的なものに関わる世界に今居る。彼にとっての“世界”というのも何となく見えた…だけに(部署、社内、取引先、親会社…)、「そこは世界の全てじゃない、一部だよ」って意味で、こういうイベントを目の当たりにしてみてほしかったし、それと同時に僕なんかより彼の方がよっぽど“自分たちも実は同じステージの上に居る”という気付きになるはず、と思って。実際足を運んでくれたようで、世界観が変わる瞬間に成り得なくても、刺激は受けてくれたみたいだから、良かったかなぁ。
割と大きな変化を待つ僕の話を刺激として感じてくれる同年代が居るのはやはりちょっと嬉しかったりすると言いますか…金曜に続き日曜にもフットサルがあって、その時に、会社の人の旦那に…最近徐々に色んなかたにしている話をするのが、実は一番“どういう反応するかなあ”と気になっていた(笑)でも意外とウェルカムな反応だったというか、んーーーー…でも“そうであればいいな”とは思っていた、元々。純粋に“同年代の仕事人”として見てもらえていればきっと「そう来たか!」と思うはずだって。ほんとね、上記デスキャブ仲間もそうですし、地元の友人もそうですが、同年代男子同士、刺激し合って自らを高められるように居たいって想いはすごくあるし、勿論今後の展開でよりそうなれればと思っている。…僕がそんなこと思うのも変な話なんだけどさ(笑)、大きなマイナスからスタートしている僕がさ。
だから…マイナスにマイナスを掛けて、やってんだよね。それにここまで来た以上は、僕がそんなマイナスからスタートしているから“甘くなったり/辛くなったり”なんてこと、別に同性がなるわけではないだろうからさ。逆に「面白い」って思ってくれるかもしれない。その“面白い”を今後も僕は進まなければいけないし…とは言え別に誰がどうだからどうってのは、僕自身は無いし(笑)、僕を突き動かす根本っていうのはやっぱり“いつまで東京に居られるもんじゃないから、出来るうちにしたいことをしておけ”みたいなところであることは変わらないというか、まあ短期間に何度も同じこと書いているだけで、そりゃ変わるはずがないんだけど(笑)
金曜にフットサルがあり、日曜もフットサルがあり。金曜は暖かくなり始めた日の夜で、本当に心地良い天気。シュート外した後、ごろごろごろ〜っと転がるには気持ちの良い気温(笑)こちらの次回のフットサルは3月19日(木)。日曜はまた別のフットサル。うーん、足元がおぼつかない。もっと上手くなりたいなあと思わされつつ。本当にねえ、フットサル楽しいなあ。気持ちとして大きなモチベーションにもなっているから…「フットサル、参加出来なくなるのかなあ」って言う不安は実は何気にもっのすごく大きかったんだけれど(笑)どっちのチームも思った以上にウェルカムな反応で、逆に期待されているのかもなあって部分もあるけど、ほんと安心。
そんなフットサルをした先週金曜、会社の前に自転車を置いて帰った。んで月曜来たら、自転車が無かった。…そう、撤去されていました。東京暮らし6年目にして初めて自転車を撤去されました。「ワイヤーでレールに施錠されていた場合は切断します」みたいなことは確かに板に書かれていたけど、完全に甘く見てました(ただの脅しだと思ってました)。そこに止めること自体は別に今日が初めてじゃなかったから、タイミングや運もあるだろうけど…んー、ショックだ。引取りはお金も掛かるしどうしようかなあ、と思ったけど、やっぱ僕の生活においてチャリ無しは考えられん。と思ったので、翌日テクテクと歩いてその区の保管所まで取りに行った。
無事自転車はあり、ワイヤーは見るも無残に真っ二つになってカゴに入っていた(捨てはしないんだなあ。結構太いやつだったのに…)。しっかしその自転車保管所、受付のおじいさんが3人ともいやに優しい。「あーそれが運は悪かったねー」「鍵それ大丈夫?ガタガタじゃないか。付け直すよ」「待ってる間、飴でも食べなや」などなど、いちいち優しい言葉を掛けてくれる(笑)…そっかー、結局この人たちは放置されている自転車を回収する人たちとは全く違う人なわけだからなぁ。しかも、こんな人通りのない、建物もない僻地では、人が来たら嬉しくなるんじゃないかと…。変な気分。引取りに3,000円掛かったんだけど(バカにならないです)、その3,000円の支払いが自動券売機になっていたのが、「それだけ引き取りにくる人が居るんだなー」と思わされるところで(笑)今回のことで肝に命じたいと思います。
先週水曜か木曜日ぐらいから、背中の一部にしびれがある。フットサルをやる前から(別にフットサルによる筋肉痛ではない)。最初は「一時的なもので寝れば治まるだろう」と思っていたけど、一週間近く経つ今もしびれている。昨年、母方の親戚のおばさんが何とか血栓で倒れたらしく、その前兆として「足がしびれる」というのがあったらしく。倒れた時、一瞬にして悪い血が身体に行き渡ったとかで、対処が遅ければ命に関わったらしい。…っていう話を年始に聞かされた後なので、正直この引かないしびれに内心すごく怯えている。しかしとりあえず病院に行こうにも、ちょうど今保険証の切替の為に会社に保険証を預けてしまっていて、病院に行けないでいる。「病院に行きたいので一度返してもらえませんか」と言ったら「使う予定のある人はコピーしておいてって言いましたよね?」と軽く一蹴されてしまった…。
ていうか身体なんて急に悪くなったりするものだろ、病院に行く予定があるかなんてわかんないじゃん。大体週末挟んでるんだし。と内心思いつつ、しょうがないのでもう何日か我慢してみる。…でももし叔母さんみたく自宅で倒れたとしても、誰と住んでいるわけでもないわけだから、発見されずに死ぬんだろうなあ。と思うと、怖いねえ(笑)…ひとまず早く病院行きたいな。11月の健康診断では一切問題は無かったけど。ここで変な病気にでもなったら、本当に全てが水の泡なのだ。魔法は解ける、という意味では、今僕が向かおうとしているところは、魔法みたいな言葉のようなものだって分かってる。ウソじゃなくて本当のことだし、ようやく辿り着けたのに。解けてしまえば全て無になる…気がする。本当に怖い。が、どちらにせよとりあえず病院行かないことには安心にも絶望にもなれん。あー早く保険証来ないかな。
…とか心配するくせ、フットサルやって、飲んで、フットサルやって、飲んで、飲んで。みたいなここ数日。井の頭公園のいつもの階段を上ったところ近くに出来たこのお店。土曜日に駅向かっている時に準備をしているのに気付き、火曜日まで生ビール10円(何杯でも)ってチラシをもらったので、火曜日に吉祥寺仲間のかたを誘って行ってきた。ビールが安い分食べ過ぎた。でも普段野菜は食べても魚類ってあんまり食べなかったりするので、また行くんだろうって気がする。15年ぐらい前の吉本の若手の話とかになっていたくせ(ジャリズムの解散前とか)、飲んでいるわけだから二人してR-1は見ず。はてブの方で「気がする」とか書いていたけど本当に中山功太が優勝するとはなあ。M-1でNON STYLEが優勝したので、今年は見た目が普通っぽいやつが受けるんじゃないかって思っていただけなんだけど(笑)
お店は本当に混み合ってました。会話する為に大きな声を出さなきゃいけないのはなかなかしんどいね。そうだ、土曜日のデスキャブのライヴの後にごはんを食べていた時、そこは静かなお店だったんだけど、大きな声で話している男性が「EMIとかワーナーっていうのはさー」みたいな…音楽業界人っぽい話をしていて、二人でニヤニヤしてしまったんだけれど(笑)壁に耳ありだなあというか。話戻って。火曜は自分たちが一番最後…かと思いきや、もう一人男性(たぶん同年代)がまだ居たので、次は僕も一人で鮪食べに来ようなんて思った(鮪類がもう殆どなかったんだよねー。さすがに人が多かったので早く食材も切れてしまったんだろうなあと…)。
食べ物関係話ネタとしては、先日フジテレビ見てたら、髭男爵が(一日密着している映像の中で)ギョーザの山崎で餃子食べてた!「この見たことあるSignの上ってことはまさか…」とは思ったら…餃子を口にしてて(笑)出ていなかったけどあれは山崎だ!3月が終わるまでにもう一回ぐらい行く機会があればよいなあ。あとバレンタイン終わった後にローソン行ってまだリラックマのチョコバッグが売ってたら買おうと思っていたけど、残念ながら今のところもう見つけられていません。悔しいな。でもあれですね、今年はバレンタインが休日で良かったなと(笑)ホワイトデーも週末だし、(主に会社の仲間うちで)お互い変な気を使わなくて良いよね。
で、火曜日だったかな。Yahoo!か何かに“草食系男子”の記事が載っていて、今更だけど今まで何も書いたことなかったな、と思って今回ちょっと思うことがあったので書いてみる。自分で言うのってなんだし嫌なもんだけど、でもたぶん…仲の良い女友達のかたは、「完全にそうだよね」と見ているんじゃないでしょうか。急にガオーってなると思っていないでしょ?(笑)勿論ならないですけど。とりあえずモテたと思ったことはないですが、女性と二人でごはん食べに行ったりする機会が増えている実感は一応あったりするけど、でもそういう対象として見られているとも思っていないし(イコールではないし)、万が一あったとしても絶対気付けないなあ。
で、そんな記事を見て思ったこととしては“自分も傷付きたくないし、相手を傷付けたくもない”と言う部分はね、でもこれだけじゃないと思ったんです。僕だけかそうじゃないかはわからないけど…。恋愛するにしたって、人間関係が「自分と相手」の一対一であるはずがないと思うのね。Pizzicato Fiveの"世界中でいちばんきれいな女の子"という曲があるんですが、この曲の歌詞の主役は…ある男性に惚れている女性…であるようで、実は距離をとって見守っているまた別の男性。それは歌詞の中には登場せず、小西康陽の視点そのもの。だと僕は思っているんですが、そのように“君と僕、と君を見る誰か”であったりするじゃない、多分人間関係って。
たとえば、日曜フットサルの後に新年会があり、僕の隣に(先週もパーティーで会った)フットサル仲間の子が座った。僕が先に進んでたので、偶然か実は満更ではなくそうなったかはわかりませんが、まあ内心すごく嬉しかったりしたんだけど(笑)ついでに言うと向かい合って座った子も同じく何度もフットサルやってて先週も会ったかわいい子でなかなかウハウハな状況だったのですが(←なんだこの言い方)、内心そんなことを思いつつも…前提としてまず、本当にこのフットサルの集まりが楽しいだけに、そういう気持ちを持って参加したくないな、って言うのがあって。その上、でも基本的に僕よりもこの人たちをよく知って、きっと思いを巡らせている誰かが居ると思うのです。なんでこの子に彼氏居ないかなー、って思うもの(他人事)。もし仮にお互い満更でもない距離感だとしても、“無理だなあ”と思える。
“傷付きたくない”というか…空間を壊したくない。多分そんな理由で恋愛出来ない同年代男子は結構居るんじゃないかなーって気がします。空気読んでるんだよね。そういう気の遣い方は今の若い世代ってよく知っているだろうし。同時に、僕の場合、元々友達というものが“少ない・出来ない・誘われない”上、東京来た時は殆ど知人が居ない状況で。そしてこの3年弱の間で色んな人と会えて、知り合えて。本当に皆が皆、貴重な知人であり、中には友人と言っても差支えがない存在だって出来たと思います。そういう人たちを…変にバランス崩して失いたくない(別に大丈夫な人も中には居ますけど、可能なら誰一人遠ざけたくない。無理だとわかっても)。
そういう思いが強いから“自分から言わない”は…人と関われば関わる程そうなってしまう気がするし…もしお互い良い距離感の相手が現れたとしても、一対一の人間関係でなかったとしたら(一対一の人間関係なんてそう無いでしょう。ましてナンパなどせんですし。)、“僕から仕掛けた”みたいな事実は…出来れば残したくないので(笑)、自分から、というのは無いと思う。それは臆病というかね…女性上位時代?だからこそ“女性から選んだ”みたいな構図で出来ればあってほしい、その方が平和。みたいな思いがすごくあったりするんですね(まぁ女性から仕掛けたところで崩れないとは限らないけど)。「そこまで考えてるんだ!?」って思われるかもしれないけど、すごくそう思ってます。そう思ってる男子、結構居るんじゃないかなあ。まあ少なくとも今年もう自分から誰かに対して積極的になることは無い。
まーだからあとは“そんな考え方が吹っ飛ぶ程、自然に過ごせる相手、お似合いの相手、好きになれる相手と出会えるか”でしかないというわけ。…というところでは、東京へ来る前なんかは「音楽の趣味の合う女性、ライヴに一緒に行けるような女性と仲良くなれたら、きっと好きになってしまうんだろう」と思っていたんだけど、この3年…逆に好きな音楽繋がり、ライヴやフェスで会えたり、一緒に行ったり歩けたりする異性が増え過ぎた(笑)そして多分今後、更に増える可能性がある…。ここまで来ると逆にもう何も思えなくなるというか、「お茶する相手」ぐらいの感覚でしかなくなって…。その反面、3年弱経っても未だ一緒にスタジアム行ってくれる異性は居ません!(笑)吉祥寺で一緒にごはん食べてくれる女性も結局そのピロウズ仲間だけですし。今後サッカー観戦仲間が出来たら本当に“待ちに待った!”な存在だろうなあ。今後僕の生活がより音楽だとか仕事に寄ったものになる可能性があるからこそ、きっとそんなシンプルなところに落ち着くのだろうなあと思います。
とは言え、なんでしょうなあ。そのフットサル仲間の子は5年付き合った彼氏と昨年別れて、そろそろ1年で「色んな先生から気を遣われてたんですけど、もうとっくに吹っ切れていて!」みたいなことを(別の女子に話を振られて)話していたんだけれど(←この話が“ヘタコイ”の島津と全くまんまでした。笑った。)、“吹っ切れた”ねえ…僕なんか8年前の失恋をバネだとか言ってるんだからどんだけ引きずってんだよって話だよな、今更ながら(笑。でも大袈裟でなく、こんな引きずり方だったからここまで来れたと思うからなあ)。今後更に人として、特に音楽とかロックが趣味の人にとっては、なかなか魅力的な人間になっていけるかもわからないですが、でも恋人として見られた時にあんまり期待されて良い人間ではないなあ、みたいな自信の無さが結局自分から積極的にならない部分でもあるんだろうとは思うけど。
一人で過ごし続けること、一人で動き続けることにこれだけの耐性があって、もしかしたら人は“心が強くていいね”と思うかもしれない。けど、やっぱ僕にとっては“そうなるしかなかった”。今多少なりとも強さがあるとしたら、その背景は多分そうそう人には負けない孤独感があって、ダークな部分があって。誰とも寄り添えなかったから、“気持ちが強くなるしかなかった”。でも、長いこと人と(物理的にも?)距離置けば否が応でもそうなると思うよ。色々な物事がすごくリアルでシビアになる。“今は一人で行く”なんて、Pop Chocolatの"スロウハイウェイ"を聞いていて思います。(…Pop Chocolatを知ったのもそういえばトルネード竜巻がきっかけだったなあ。今はピロウズのお気に入りバンドになってますが、でも改めて"リズム"を聞いていても、さわおが好きそうなバンドだよな〜って思う。)
そうだ、ちょっと草食系男子の続きなんだけれど、1月に僕も初対面だったタメの男子。初対面で「調整豆乳好きそうですよねえ」「ああ、大好きですねえ」って会話をした男性が居ましたが、吉祥寺仲間のかたが(仕事で繋がりがあるので)「あの人、うちの会社でめちゃめちゃモテてるんだよ!仕事もすごく出来るし、あの人が居なかったらうちの会社は仕事が出来ない」なーんてことを言ってまして。でもその当人とはその時ごはん食べつつ「彼女とか出来ないっすねえ」とかお互いそんな会話をしていて(笑)んで高校生の時にくるり聴いてた、とか(笑。高校生の時のくるりと言うと、多分"TEAM ROCK"まで。)、だから彼も割と典型的な草食系男子なんだろう。と思いつつ、でもそれだけ仕事が出来る人って聞くと(たしかにそんな雰囲気はあった)、やっぱり僕も刺激になるし、頑張らなきゃなあて思うのです。
あとずっと“これ書こう”と思って書けていなかったことなんだけど。通勤で中央線や山手線に乗っていると、車内のモニタでアビバのCMが流れているじゃないですか。今山手線でも流れている、出来る男性と出来ない男性のエクセル術、みたいなCM。中央線でもだいぶ前から流れていますが、それを初めて見た時から感じていたこと。キリっとした非眼鏡男子は出来る男性を演じていて(エクセルで資料をスムーズに作っていて)、アンタッチャブル柴田風の眼鏡男子はエクセルをスムーズに扱えず出来ない男性を演じていて。まあエクセルなんかで出来る・出来ないを測れると思えませんが(笑)、それはそれとして、正直この“出来る男性”より、“出来ない男性”の方が、この昨今…女性の母性本能をくすぐるとかでポイント高いんじゃないか…?と思わせられました。しかもその出来ない男性の方がさ、「東京ミッドタウン」って本当は打たなきゃいけないところを、“東京みどど”って打つんですよ。…その“みどど”って間違いも…ちょっと、くすぐられるんじゃねえかなあと思った(笑)
あともう一つ電車ネタ。満員になった時に目の前に女性の耳がある状態になった。その人はピアスのないきれいな耳をしていて、…耳に対してそう思う自分に初めて気付いて、耳フェチだったっけ?と思って(笑)いや、でもこう改めて人の耳を見て(なかなか耳を見る、なんてこと日常でないもんなあ)、絶対ピアスとかそんなものしていない耳の方がきれいでかわいいよなあ、って思った。なんで人はピアスをしたがるんでしょうね。耳に傷とか穴なんて見たくもないし噛みたくもないけどなあ。本当にその草食系男子が増えているとしたら、今時光物やちょっと色気のあるものを好む女性こそ非モテになっていくんじゃないかなーって気がする。“女性は色気を持ってそういう男性に仕掛けろ”みたいなこと何かに書いてあったけど、それは当たってないと思う。絶対ナチュラルな方が好まれるよなあ(だからスポーツ好きとかポイント高いと思うんだよ)。なんだかんだで結局そういうのにホイホイ酔ってくのは、仮面被ったまたは猫被ってるようなヤツなんじゃないかなあって気がします。
金曜日はハイラマズは行けませんでした。ところで、先日こんな雑誌を頂きました。
…全体を適当にぼかしてますが、このロゴだけ見ると一見、“DJ、ってタイトルなだけに音楽雑誌かな…”と思ってしまうところです。GBみたいだし(憶えてますよね?GAME BOYではないです。)。「DJなだけに、ちょっとクラブ・ミュージック寄りの雑誌っぽい…」と思ってしまうところなのですが、しかし表紙の全景を見ると…
ダイヤ情報、略してDJ!!!…最初見た時ビックリしました(笑)そう来たか、と(笑)……でもさ、正直言って表紙のレイアウト結構かっこいいよね?それこそGBってこんな感じだったよね?デザイン雑誌でもこういうのありそう。“オタク”というものがもう一般化しているこの昨今、今時“鉄オタ=ダサい”みたいなこと思っている人もそう多くないかもしれませんが、それでもなんだかんだ言ってそう思うハイセンスなかたがたって居ると思うのです。しかしこれにはそんなイメージを覆そうとするだけの想いが込められている…ような気もするし気もしないしわからないけど。ちなみにキャッチフレーズは“行動派レイルファンの鉄道情報誌”。行動派かあ。
で、なんでこんな雑誌を僕が手に取ったかと言うと、表紙にある通り広島がテーマだからです。今年一番行きたい都市。っていうのを言っていたので、手に取ったというか会社の人にもらいました。で、すごく面白い!中のレイアウトや写真もかっこいいし。でも、全然観光って感じじゃない!(笑)広島のレアな車両や、廃線になった路線の爪後とかが紹介されてて(笑)別にそういうの見る為に旅行するわけじゃない!と思いつつ、でも読んでるとねえ、これが面白いんだよねえ。単純だから、見てみたいなあとか思っちゃう(笑)実際は行かない…と思う…けど、うーん、でも載ってる写真の景色が良い、んだろうなあ。広島行く時に多分持っていきそう。
ついつい帰りの電車の中で読み耽ってしまって…ああもう、今の趣味から更に電車なんか好きになっても、どんどん僕という人間がカオスになってしまう(笑)一体僕はどこへ向かうんだ。…でもね、フェスが好きでサッカーが好きで。旅行という楽しみを覚えて。ついでに言うと景色見るのって元々すごく大好きで。毎年わざわざ幾つもの公園行って桜見たりしてるでしょ。その延長として、電車や列車や鉄道、どれがメインに来るかわからないけれど、それを好きになる理由が“ある”ってことなんだよね。うーん、来年再来年辺りには僕も大井川鉄道デビューしそうだな。地元静岡のくせに、金谷で降りたことなんて一度も無いけど。来る時が来た、かな(笑)