ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ベガルタ仙台-ジュビロ磐田 @ ユアテックスタジアム仙台 / 塩竈の町並み。鹽竈神社 御神苑、塩竈市杉村惇美術館など

ベガルタ仙台-ジュビロ磐田ユアテックスタジアム仙台

ap bank fesから10日ぶりの仙台。ベガルタ仙台-ジュビロ磐田ユアスタへ行きました。平日開催なのでこの日から夏休み。ジュビロを観るのは天皇杯ベルマーレ戦以来、ベガルタを観るのは今季のホーム開幕戦以来。ユアスタ来るのは昨年の対戦以来です。
romitou.hateblo.jpromitou.hateblo.jpromitou.hateblo.jp平日ナイターの割にジュビロサポ凄く多かった。J2だけでなく前のJ1時代でも閑散としてたアウェーが以前はあったし、2012年のユアスタでの天王山の時はもっと少なかった記憶。夏休みを取りやすいタイミングだったのかもしれないけど、サポが底上げされてるなーって思う。

試合は0-0ドロー。前節出場できなかった川辺とムサエフが復帰して中盤は支配できた。仙台がポゼッションに変わりつつある中で支配できたのは正直良い内容だったと思う…けど決め切れなかった。まあなんだかんだ無失点という守備の安定感が、本当に隔世の感ある…!

・川又アダの2人はやはり上位相手にカウンター出来る時の方がハマるんだろうなあ。
・連勝中の勢いがある時なら、アダ、宮崎、そして松本の決定機。一つぐらい入っていた気がする。
・更にあれだけセットプレーのチャンスがあって1点も入らないのは最近じゃ珍しい…。
ほんとあとは点だけだったなあ〜って試合。荒木も仕掛けてたし、松浦も速攻や狭い所でのプレーにキレがあったし(も少し早く見たかったな)、守備陣の安定感も言わずもがな。ベガルタが扇谷が手を使ったファウルを取りまくる傾向に適応できず苛立った分…んー先制できていれば。


塩竈の町並み

今回の仙台アウェーついでに行った場所。塩竈の町へ行きました。東北本線仙石線で何度も通り過ぎているし菅野美術館は行ったことあるんだけど、町歩きはしたことなかった。湊町であり、かつては国府多賀城のすぐ近く、現在も仙台松島石巻の街道沿いにあるので人口の割に町並みから繁栄を感じる町。街の中心は仙石線本塩釜駅」の方にあります。





湊から栄えた町の場合、先の津波によって街並みが失われていてもおかしくないのだけど塩竈は意外と古い町並みを残していて、街道沿いの町・そして鹽竈神社門前町としての顔も強いことが分かる。3階建ての旅館「旧ゑびや旅館」はかつては飯盛旅籠?で現在はまちなみ博物館に。

そして塩竈は坂の多い町でもある。尾道や愛知の亀崎みたいな感覚。斜面や坂を登ったところに素敵な古い建物が見える。

鹽竈神社

町と海を見下ろすように存在するのが、塩竈の地名の由来でもある鹽竈神社陸奥国一宮。色んな建物が国の重要文化財ですが、中には東日本大震災での被害から現在も修復中のものもあります。表参道の超斜面。


鹽竈神社神苑。小さな池泉回遊式庭園ですが、松島湾を借景にした眺めが絶景。あの日の海はどう見えたのか――。
oniwa.garden

塩竈市杉村惇美術館



元は昭和初期の公民館建築で、アーチ型の講堂が素敵。現在は塩竈ゆかりの画家・杉村惇の名前を冠した美術館に。石巻のReborn-Art Festivalと同期間でハタユキコ展『夏の幻視』が開催中。

尾島町の町並み



鹽竈神社を中心とした旧市街から湊の方へ歩いたところに歓楽街・尾島町があります。観光マップにも「昭和の懐かしい町並み」として紹介されており、幾つか元料亭?元遊郭?の大きな建築が残されています。

ちなみにレンタサイクルをしたかったけど、聞いたら震災後に取りやめになったそう。海寄りの塩竈餃子のお店でお昼を食べていたら、隣の席の人達(会社の仲間同士)があの日の津波の話をしていた。店内では宇多田ヒカルtime will tell”が流れていた。

ふれあいエス塩竃




東北本線塩釜駅の近くにあるのが長谷川逸子建築・ふれあいエス塩竃。屋上には空中庭園が、すぐ隣には平間至さんが寄贈したというツリーハウスが。平間至さんの『GAMA ROCK』もいつか来たいなあ。

福島の町並み




仙台から東京へは鈍行で7時間。途中、福島駅の周りを1時間ぐらい散歩したのですが(福島駅周辺は2回ぐらい宿泊地にしたことはあるけどあんまり町並みの記憶がなく)、冒頭の路地の雰囲気がレトロっつって評価される時が来るんじゃないか…そうでもないか…。

数えるだけなら。この2週間で3度目の仙台、一年で数えたら6回目。2011年以来のハイペース。確かにもう今は、仙台はフツーに大都市なのだ。気仙沼は3年行けていないけど…この一年に行った鳴子、大崎、女川、石巻塩竈。置かれている状況はそれぞれ違う。6年経った今出来ること、言えることって何だろうなあ。あの日から、癒えた傷もあるだろうけど、全て回復しているわけではない。地続きで日々は続いている。今年はもう行かないかもしれないけど来年以降も東北の色んな町へ行きたいし(気仙沼宮古もまた行きたい)色んな町の景色をもっともっと知りたい。