ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Summer Sonic'06 Tokyo 2日目 @ 千葉マリンスタジアム/幕張メッセ

1日目から続く。

関係者として仕事で参加した2006年のサマーソニックの2日目。どんな立場であるか等は前頁を参照して頂くと言うことで…。日曜の朝も6時頃には起床。この日は集合時刻が前日より遅い9時。土曜は「節約のため」に東西線を使いたいと思っていたんだけれど(往復JRのみだったけど…)、会社の人に「というか別に交通費は(会社から)出ますよね」と言われて「あー、そっか!」と(笑)

別にこんな考える必要は無いか。とは思ってたんだけれど、でもJRのみで東京駅で乗り換えるよりも東西線西船橋まで行った方が電車の中で眠れるなあ。と思ったのでこの日は東西線西船橋まで。乗換えて京葉線直通で海浜幕張まで。でも今日はカーディガンを持っていなかった(前日、マリンに置きっぱなしだった)ので空いている電車は冷房が寒くて心地良くは眠れなかった。

朝一で昨年出来なかったガチャポンと前日のリベンジとしてストラックアウトをやった以外は午前中は比較的前日と似たような過ごし方。前日は何往復もした(でも比較的メッセが基点だった)前日と打って変わって、本日は完全にマリンが基点。ただ2日目でそんなにすることも多く無かったので、朝の11時にはHAZAMA SHIGEMI a.k.a 間寛平 & Up Up Settersを見にBeach Stageへ。

前日雨具の準備を怠った反省から本日はちゃんとレインコートも用意したものの、本日11時の段階では快晴。予報では気温も暑過ぎなかった(29〜30度ぐらい)ので、Beach Stage日和と言ったところか。蒸し暑い感じもなかったし。そうそう、初日は普通のスニーカーで行動していたのですが、Beach Stageへ何度も行きそうだった2日目は、フジロックでも使ったこういう型のサンダルを履いて行った(メーカーが違うので、僕のは靴のダイワで買った850円のやつなんだけど(笑)この辺の話はフジの日記を書く時に書く予定…)。

別々に持っていくのも面倒だったので部屋からこれ。Beach自体だけではなく、Beachへ抜ける道も雨が降るとぬかるんでしまうような道だったから、スニーカーで歩くのはなーと前日思った部分もあり今回はそういう判断。サマソニでもBeachの方ではこのサンダルの人は結構居たんじゃないかな?メッセだけとかなら全くその必要は無いから、場所によっては違和感あったかもしれないけど。

で、間寛平。2000年頃にパンクバンドとしてフジロックに出ていたことを覚えているので、またそれをやるのかなと最初は思っていたのだけれど、フジの時に「今回はレゲエを本気でやるらしいね」なんて知人が言っていて。サマソニの公式にはBiographyが無いし、直前までイメージがついてなかったんだけれど、3日前ぐらいに試聴出来る配信サイトを見つけて、且つUp Up SettersがTuff Sessionだと知ったのでイメージも予習も出来て安心。

到着するとBeach Stageは昨年の印象と比べると結構人が多く盛況。レゲエサウンドが鳴り響いているのに、東京プリンがステージ上でゆらゆら揺れているのに違和感(笑)「ジャマイカからステキなシンガーがやってきた」とかそんなMCで間重美登場。最初の1曲目ぐらいはまともにやってたんだけれど、その間のMCぐらいから徐々に「気持ちええわ」と言いつつギャグが飛び出す。「avexからギャグはするなときつく言われていたんやけど」とか言いながら。

それでも所々で「ジャマイカからやってきた」的なことを言っていたからかな、飲食店に並んでいた時に前に居た男性が「絶対ジャマイカから来てない」って言ったのに笑った。歌はともかく(笑)、Beach Stageの最初にこういう音は絶対合うのですごく気持ちよかったし、この人のプロ意識…楽しませる力って言うまでも無く凄いものだし。(これ書いてるのが8/27なので)後日24時間テレビで改めてこの人を見て、「リスペクト」とは正にこの人に言うためにある言葉じゃないかと思った。

3曲で30分ぐらいやったので、トークが長かったんだろうけれど(笑)、いやでも非常に良かったし楽しかった。最初にこの人見てよかったと思う。ライブ終了後は暑いしレポ書く為にマリンへ戻る。マリンに入って関係者通路をたたたたっと戻っていたんだけれど、途中何か見たことのある日本人が4人椅子に座っていた。この瞬間は何か思うのを忘れていたんだけれど、姿形から考えるにこの4人はこの後見るバンドの4人だったのでは。すげえ。

んで、席でPCを叩きながらEllegarden。物凄い数の人がアリーナに流れ続けていた。やっぱ皆日本人のバンドを求めているんだなあと感じながら。エルレガーデンは昨年のCOUNTDOWN JAPANで眠りながら聞いたけれど、ちゃんと見るのは初めてになるのかな。もしマリンへ戻る必要が無ければ見なかっただろうけれど、他の人が言っていた「この場所で見ておくことに意味がある、貴重(笑)」的な話は非常に良く分かるし(僕も昨日それでメタリカ見に行ったんだけど(笑))、僕も超貴重な体験だったのではないかなと思う。

もうライブ開始からスタジアムが揺れて揺れて。座っているとはっきりとわかる(ましてや1階だし)。「すごいなー」と言いながら。ライブの途中で「関係者通路で前のPAの辺りまで行けるんじゃない?」「んじゃ行ってみましょうか?」なんて言ってアリーナを出て前の方へ行ってみる。PAの横に車椅子用席があったので、そこまで行ける感じ。戻る時、ちょっと視線が恥ずかしかったけれどね(笑)

この前に居る時に"Missing"をやって、その時に車椅子のお客さんが強く強く拳を突き上げていたのを見て…Ellegardenの持っているパワーをすごい感じて、感動。いやほんとちょっと泣きそうなぐらい。音楽ってやっぱりパワーであったり夢があるんじゃないかな、音楽ってやっぱ素晴らしいなーって。素晴らしくないものも一杯あるんだけれど、そういうものが少なくなっていけばいいよなあ。

PCの場所に戻った後、"ジターバグ"、"Red Hot"とあと何かをやってEllegardenは終了。昼間でマリンに一番入ったのはエルレガーデンじゃなかっただろうか。エルレガーデンの後は引き続きPCを叩き、お弁当を食べた後Island StageのCopelandへ。本当は12時50分からのBeachのPE'Zも見れたら見たかったんだけれど、全然間に合わなかった。エルレガーデンに集中せずレポ書いてたら見れたかもしれないけれど、良かったしまあいいや。仕方ない。

Copelandは…スターレッツやBeezewaxを会社の人に聞かせたら「絶対好きだと思うよ」ってことで貸してくれて、まんまと好きになったUSインディーのバンド。昨年は同じくUSインディーの中心バンド、Death Cab For Cutieサマソニのベストアクトとしているので、多分絶対良いだろうなあと思って見ることに。これ担当の人だった方が「Boom Boom Satellitesの方が見たいんですよね…」と言ってたので「んじゃ僕どうせ見るから代わりに書きますよ」ってことでこれもとあるところに書きました。それとは違うことを書きます。

まあCopelandは期待通り素晴らしかったのですが、それだけに30分と短い時間は多少物足りなかったのと…この時間帯は本当に暑かった(笑)朝は外を「丁度いいぐらいの暑さじゃないか」って書いていたのだけれど、いやもう本当に普通に暑い。たまらず飲み物を購入。他のフェスでも思ってたけどポカリスウェットのPRの女性の衣装がセクシー。Copelandのボーカルの声は結構ウィスパーボイスで(DCFCよりも声はきれいで好き)、音も結構静かで繊細な感じなので…音は涼しいのだけれど、だからこそ野外のこの暑さとこの音って合わないなあ(笑)

メッセの中のステージが昨年と比べて広くなったから、丁度良い場所がこのIslandになったんだろうけど、でもメッセの中の何らかのステージ…いっそマウンテンぐらいのステージでやってほしかった気もする。逆に広い方がこういう音って良い気がするんだよね。静かにきれいな音と声で勝負出来るバンドって、そう多くないと言うか難しいと思うのです。と思いながら、Copelandの次はすぐ隣のBeach StageのBeach Crusaders Is Goodへ。

到着すると丘の上でももう人、人、人。リストバンドチェックの入り口では入場規制が掛かり「並ばれても入場出来るかはわかりません」とのアナウンス。僕は幸い関係者入り口から入ることが出来て、この辺が素人のくせにスタッフの特権を活かしていたなってところ(笑)Beach Stageの柵自体は昨年より広くなった気はしていたんだけれど、でも普通にビークル目当ての客が押し寄せたら100%入場規制掛かるだろうと思ってたのでその通りだったな。

引き続き一番暑い時間帯で、人も多かったのでライブ前にBeach Stageでは初めて聴く注意のアナウンス。そしてまずBeat Crusadersが登場。この暑さ、足場が普段のライブに比べて良くない、それでも普段のライブと変わらないテンションで体力を消耗…と色々条件はあったと思うけれど、1曲目の"E.C.D.T"(懐かしい)から体調を崩し救護テントへ運ばれる人が結構居た。熱中症とかになるとあんなに意識がやられてしまうもんなんだな、と他人事のように思いながら…。

それでもビークル自身のテンションも、元気なファンのテンションも暑さに負けることなく高かったから、すごかった。砂漠が揺れていた(笑)他には"Feel" "Tonight, Tonight, Tonight" "Day After Day"等を演奏。本当にこの時のBEACH STAGEの人の数と暑さはすごく、多分この夏一番焼けたのはこの時間帯では無かろうか。人も…どこからか入り口を見つけてそこから入ってきていたからね(笑)逆サイドでは柵が倒れていたらしいし。ビークル終了後の人のはけッぷりが凄かった。また後で出てくると思うのにもういいのかな。

ビークルが終わり人が去ってすごく分かり易かったのが、ゴミ。サマソニのゴミのマナーに関しては「ひどい」って昨年で分かってたんで、それを気にし過ぎてテンション下げるのは嫌だなって思ってたからそれまでは許容範囲内と言うか、あまり気になっていなかったのですが(ライブの時間以外は裏のエリアに居ることばかりだったから、足元のゴミまで気に掛けることがなかったのもありますが)。スタッフと言っても、清掃関係を気にするような立場ではないので、これ以降ちょっと書くことは完全に一参加者として思ったことになります。

ライブ中からあれだけペットボトルが飛び交っていたのだからまぁそりゃそうなるんだけど、でも当たり前のように誰も知らん顔してそのままで人が少なくなっているんだもんな。これがまだメッセの中とかなら正直全然印象が違うんだけれど、やっぱり野外、ましてや県?市?から使用許可を得て設営されているBeach Stageなのだから…これは悲しかった。Rock On The Rock'06に同じくビーチで見た「ゴミを捨てるのは 人だけです」の立て札(ちょっと違ったかも)を思い出したよ。

昨年と比べてもそこら辺に落ちていたゴミの量がすごかったし、後々のLittle Barrieの頃までには呼びかけがあったのかゴミも減っていたけれど、少なくともこの類のバンドをBeach Stageに出すような冒険はもう無いのではないだろうか。でもなんだかんだ言ってビークルのファンとかってちゃんと言えば拾ってくれそうな気がするので、絶対この…自分たちの好きなアーティストで出したゴミは自分たちで拾おう的なタイミングでアナウンスを一回すると良かった気がするけれどね。

そんなビークルの後は引続きYour Song Is Good。「入場規制の魔法が解けたぜ!イエイエイエ」とそんなテンションで相変わらず面白いMCに笑いながらスタート。"The Intro" "Papa's Groove"(?、違うかも。) "アーウィー" "Good Bye" "Walkin'" "Super Soul Meetin'" "The Outro"。いやー、やっぱユアソンは楽しくて良いねー。"Good Bye"の時には曲中に一度客を座らせ、曲が上がってくるのと同時に一斉にジャンプさせる演出。

僕もついつい"Good Bye"、"Super Soul Meetin'" "The Outro"では結構踊ってしまったなー。JxJxのMCも冒頭のものだけじゃなく相変わらず面白かった。自虐的なことを陽気に言うのでそれが良いんだろう。あたかも「Tシャツがものすごく売れている」と言いそうなテンションで、「Tシャツがものすごく売れていなくて余っている」と言っているのが(笑)"The Outro"も3度ぐらい繰り返した。ビークルだけ見た人よりも、ユアソンを見た人の方が楽しかったんじゃないかなー(思い込み)。

最後メンバー皆出てきて、総勢11人のBeach Crusaders Is Good。さすが楽器が増えただけあって音に厚みはあったかな?""2,4,6,6,1,64" Number" "Hit In The USA" "Stand By Me" "Our Melody" "Fool Groove"とあともう一つカヴァーをやっていた。混むのもあれだったので、最後の曲の途中にもうBeach Stageを出る。この暑い暑いBeach Stageでの2組のステージは当初の1時間半程の予定時刻を大幅に上回り、2時間ぐらいやっていた。焼けるよ。

マリンのPCへ戻って、Lostprophetsを見ながらレポート執筆。レポート書くのに集中してたのであまり…いや、全く印象が無かったりするんだけれどね(笑)この後Ska Flamesも見に行こうかと思ってたんだけど結構時間が掛かって結局見に行かなかったんだったかな。公式サイトにアップされてたEmilie Simonの画像見て「かわいいなー」とか思ったり、CHARAから戻ってきた人と「入場規制掛かってたー」「マジすか?」とかGreat Advantureから戻ってきた人と「Arctic Monkeys見たかった…」「僕はあんまりArctic MonkeysMando Diaoの差がわからないんだよねー(笑)」とか会話していたんだったような。

この後はIsland StageのMando Diaoへ一瞬行った後(曲分からず。新しいアルバムの曲は知らないので、新しいアルバムの曲だったのかな)、Beach StageのBig Stridesへ。先程の狂騒はどこへやら、まだデビュー間もないバンドだからか全然人居ない(笑)となると目立つのはゴミで…。この時点では「もう来年やばいかもなぁ」とか思ったりしていた。なんかね、スタッフTシャツ来ている僕が拾う姿を見せるのがどうかなってすごい迷って。

スタッフTシャツ着ている人が拾っていると「スタッフだから拾ってる」って目で見られるわけじゃん?やっぱそうじゃなく、参加者一人一人にクリーンにする意識を持って欲しいものだもんね。迷ったけれど今回は何もしなかった。ビークル×ユアソンが終わったのが遅かったからBig Stridesも始まったのは10分ぐらいは遅かったんじゃなかったかな。17時も過ぎ、すっかり夕暮れ。

Big StridesはVo&Gt、ウッドベース、ドラムのスリーピース。何曲かは聴いていて「これは良いなー」って思ってたのでBeach Stageに来たんですが、思ったよりもサーフロックな感じ。ブルージー。でもこれを3ピースでやるだけあって皆演奏が上手くってかっこよかった。夕暮れの砂浜にすっごく合って、景色がとても良く見えました。途中からもうその辺(砂浜)を散歩していた。中に居た時は中に居た時で、腕にリストバンド着けてない水着の男女4人組が(どうやって入ったんだ(笑)、多分普通に入り口から来たんだろうけど)、物凄く踊ってて面白かったよ。良い感じ。

これ来る前にWebで天気予報を見ていたら、東京湾の一部では大雨が降っているような雲の状況になっていて。今のところこの辺はその気配無いな、って思ってたけど、近くではそうなのかなと少し心配になったんだったかな。そんで、Big Stridesの途中か終わり頃か、ステージ後方(西側の方)の遠くの方の空で光の線が見えて(雷?)。向こうの空はいやに暗いよな〜とは思ってたんだけれど、やっぱり少し近くでは天気が崩れてるのか。と思って、この後の野外のライブがやや心配に。

Big Stridesが終わった後、またマリンへ戻って、レポ書きながらMUSE。ミューズは…何度かデビュー時とかに友人に聴かされていた記憶はあるんだけれど個人的にはあんまり興味無くて、まあ今回もそんなに興味無かったので見に行ったと言うよりは一度戻って、またThe Cat Empireに出ていこうかな…ぐらいに思っていたのですが、Museがあまりにもかっこよくて。こんなライブがかっこいいバンドだったんだねー。どうりでトリ前になるわけだ!もうスタンドにも人が一杯入っていたし。人気あるんだねー。結局70分のライブは全部見てしまったよ。

Muse終わった後、Beach Stageの大トリのLittle Barrieへ。昨年のSonic Stageで大盛り上がりだった印象があったので、トリのリストの中ではこれが一番だなって思って行きました。でもさすがにトリのアーティストもそうそうたる面々なので、昨年のSonic程は人は居なかったかもしれない。結構人は居ましたよ。到着すると先程と比べてゴミが減っていた。明るいうちに皆で拾ったのかな。Beachはステージの照明以外はさほど照明が無いので、殆ど真っ暗。

昨年と同じで赤中心の照明に照らされてライブは進む。最後の最後のLittle Barrieだけは!と思ってビール飲もうかなーとか思ってたんですが(他の人が「いいと思うよー」なんて言ってたので(笑))、売り切れてたので何かカクテル飲んだ。それももう素材が切れちゃってたんで二転三転して。あとスタッフ用弁当以外のものを食べたのもこの時だけかな。名前忘れちゃったけどケバブみたいなやつ。

バーリーは男前だねー。Little Barrieはファンとの距離感も良くて(途中ステージから降りてたりしてたかな)、ドラムは誕生日だったのかハッピーバースデイが観客から歌われていたりして。ドラマーは昨年と変わってたらしいけど、若いバンドらしからぬ全体的に安定した演奏力。昨年の屋内と違うからどんな印象になるかな?と思ってたけど、夜中のBeach Stageに非常に合っていて良かったです。

1時間のライブを見終えてマリンに戻ってレポ書きながらLinkin Park。有名なバンドだからさすがに盛り上がっていたけれど、よくよく考えると僕はあんまり有名な洋楽のロックバンドって殆ど聴かず嫌いで来ている(笑)ので、曲は全然分からず。Daft Punkはロックバンドじゃないとして、Phoenixサマソニ出るようなバンドだと思ってなかったし。今回のサマソニの中だとMando Diaoぐらいかなー。

アンコールがあって、1度目のアンコールが終わった時点で終演を告げる花火。ああー終わりか。と余韻に浸るような間もなくひたすらPCを叩いてレポ。僕は目が悪くて(外がもう暗くて)わからなかったのですが、退場するお客さんたちが結構こちらの中を見ていたそうだ。レポ書き終わったりとか元の仕事の作業も終わったりとかした後、お弁当がまだあったから食べたりしていたのかな。

22時半過ぎ、PCを片付けてマリンを離れる。昨日終電逃した人を先に帰し、他の人達とメッセで合流して、撤収。海浜幕張を出たのが23時05分。連日14時間の勤務のようなものでしたよ。2日目はライブ見てばっかりだったけど、でも2日とも働くべきところはちゃんと働いたし、これで働いていないとは言わせない(笑)と言うぐらい、ちゃんとやったと思う。ノートPCも大活躍だったし。この日も東京駅まで各駅停車で座れず。東京駅で降りたところで先に帰した人も一緒の電車だったようでそこから中央線は昨日と一緒の4人で。吉祥寺に戻った後、99円ショップで水やらなんやらを購入して帰宅。1時頃。つ、疲れた…。

吉祥寺着いた時「旅行から帰ってきた時のような感覚」と言っていた人が居たのだけれど、本当に1泊2日の千葉へのプチ旅行のような感じだったな。翌日ももうすぐに仕事なのですぐに眠ったんだったような気がする。そもそもこの2日も3時間とか4時間とかしか眠れなかったわけで、かと言って会場でも眠れたわけじゃなかったしね。あ、でも他のところのスタッフの人は机で眠っていたりだとか、「朝まで飲んでた」なんて話している人も居たりしたので。それっていいんだなーとか。

日記としてはこんな感じで終わり。さて、感想。いやー、物凄く楽しかったし、何よりこんな体験はもう無いんじゃないか?と言う過ごし方をさせてもらったと思うので、もうそれが一番だよね。すごい。外に出ている時間は大して別に無いのですが、マリンの中やメッセの中ではどれだけおそらくアーティストであろう人とすれ違ったかと思うもん。迷ってバックステージに行ってしまったり、通路の途中にアーティストの楽屋や食堂や取材エリアがあったり…こうなってるんだなあ、って(笑)

PC叩きながらでもあの場所から色んなアーティストを見れたっていうのも、なんかすげえな〜って思う体験だったし、今年は仕事で眠れなかったおかげで逆に沢山のアーティストを見れたんじゃないかと思う。Tシャツも買わずにもらえたし(笑。スタッフTシャツね。でも一応Paul Smith Jeansだし、Sサイズのを2枚もらえたので良かったよ。)。あと話が飛ぶんですが昨年はメッセのリストバンドチェックのところの人を中心にスタッフに厳つい外国人の方が結構居た気がするんですが…今年は全部シミオクのバイトの若い子達でしたね。問題でもあったのかな(笑)

お客さんに感謝されたシーンとかもあって、会社に前居た人とも会えたし、こういう…今年は仕事とは言え一人での行動じゃなかったからそれが何より楽しかったのでは、と思う。考えてみると昨年のレポの時に「来年のサマソニは恋人と手を繋いで歩けたらいいねー」なんて書いていた気がする(未確認)のですが、そんなのもうすっかり忘れていたなー。それどころではない体験をさせてもらったと思う。来年も出来ればこういう形で参加出来たら素晴らしいと思うけれど…どうかなあ。

そう上の、昨年のレポの「来年は〜」ってのは終わって1週間ぐらい経った後に多分思い出したんだけれど、よくよく考えれば花火見た時は隣に同年代の女性が座っていて一緒に見上げてたんだなーとか思って、他の時でも誰かしらを見つけては一緒に歩いたりしたので、まぁ…少しは満たされたと言うことにしよう。と思ったりした(笑)とは言いながらも、結局1年経っても恋愛していないとは思っていなかったな(笑)同じこと書いてたはずのCDJの時は何言ってるだろう。

そうだ、話が飛ぶんですがそれと2日目は僕個人としては朝からリユースカップを使っていた。今年はA SeedはBeach Stageのみでの活動だったので、リユースカップ貸し出してたのはここだけだったな。本当は変に一部分だけ関わるよりも、フェス全体として関われた方がいいんじゃないかなって思いました。それはBeachのゴミの状況を見て思ったのもあるんだけど。

と言うわけで。これ書き終わった今が終わって3週間経った後なんで、何か最初書き始めた時のテンションとは全然違うものだったりするんだけれど、でもとにかくスペシャルな体験でした。1年前からは想像出来る筈がないものであったし、それもスタッフとして仕事で参加――とは漠然と思っていたけれど、ここまで色々なものを見れるとは思っていなかったしね。本当に何もかもが貴重な体験だと思ったからそれだけで楽しく思えて、素晴らしい2日間でした。

ちゃんとしていればまたこういう機会があるかもしれないし――無いかもしれないし(笑)あまり期待はしていない、もう無いんじゃないかって思ってる。けど、あればいいな。本当に感謝感謝で。視点を原点まで下げて考えると本当に今回って夢みたいな話で、夢みたいな場所に居れたんじゃないかなあって思う。今回書かさせてもらって、ここじゃない場所で公開されているレポートは残っていくものだろうし、本当に記念になったな。どこに書いたのか、言える状況になったらどこに書いたか言えたり出来たらいいかなと内心思う。そんな感じかな。本当に楽しかったです。色んな方々に、ありがとうございました!