ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

THE GET UP KIDS / COMEBACK MY DAUGHTERS @ 赤坂BLITZ と御殿場で途中下車⇒富士スピードウェイ






今回の帰省からの帰り、富士スピードウェイへ行きたいと思ったのは2週間前ぐらい。F1はテレビでこそ見るけど、別に車やレースが好きというわけでもない。車にも乗らないし好き好んで御殿場線に載るようなこともないから御殿場にもさほど縁は無い。御殿場線が少ないしゆっくりなのも分かっているし、富士スピードウェイへのバスも1時間半に1本程度だというのも調べていてわかったけど、だからもうその辺の乗換えがスムーズに行くよう直前に周到にタイムスケジュールを作って、8時半に起きて9時36分には最寄駅を出て10時10分の興津行きの東海道線に乗って、浜松を出る。これより遅かったらアウト。興津までぐっすり眠り、後から来る三島行きに乗り継ぎ、沼津着が12時半。沼津も次回とか途中下車してちょっと商店街とか歩きたいなあ、久々に。御殿場線に乗換えて、御殿場着が13時15分。

興津の乗り継ぎのあたりからすでにそうだったのだけれど、昨日までの暖かさが嘘のように寒い。上着やヒートテック持って帰ってきたのが無駄にならなかったしむしろ正解。ただしマフラーはジュビロのマフラーしか持っていなかったので今日はそれをしながら一日行動したのだけれど。御殿場線は今までも2度ぐらい乗ったことがあった気がするけれど御殿場で降りるのは初。たぶんプレミアムアウトレットの方は栄えているんだろうけど、駅前は、まあ静岡県内の東海道線の駅だなあ、という感じ。13時25分の富士霊園行きのバスに乗る。これが、完全に貸切状態。最初から最後まで僕一人だけだった。“ほぼ貸切状態”みたいなことや、最後の方は…みたいなことなら何度もあるけど、路線バスで最初から最後まで一人というのは初体験(しかも僕は地元の人じゃないわけで)。そんなんで富士急の経営は大丈夫なの…?

13時50分頃、富士霊園到着。富士スピードウェイ行きのバスというのは実際は1日2本とかしかなくって(笑)、この富士霊園から徒歩10分ぐらいで富士スピードウェイなので、じゃあ歩けるなあってことでこの時間のこのバスに乗ることと、歩くことを決めていた。富士霊園はすっごいデカくて広い場所っぽかった。歩いて10分程、富士スピードウェイに着。ゲートがデカい!さすがに桁違いに広い!さて、入場しよう…と思ったら、チケット売り場に張り紙が。「本日は西ゲートからの入場は出来ません。東ゲートにお回りください」。なぬー!さすがにF1が開催されるサーキット、広いので「西ゲートから入って1時間半ぐらいかけて東ゲートまで行って、帰りのバスに乗ろう」ぐらいのスケジュール感だったのだ、元々。脆くも崩れる、っていうか何も無い景色を僕はそっちから入るべく歩き直さなければいけないのか。

しかも東ゲートは入口からサーキットの中まで遠い、というのは事前の地図を見てわかっていた。果たしてそっちに向かったとして、サーキットの中に入って、戻ってこれる時間があるのか?そんな不安を抱きつつ雨の中歩くこと30分。東ゲートに到着。しかしまだここからが距離が…。この時14時半。乗りたいバスは15時25分。辿り着く時間(戻る時間)を計算しながら行動しなければいけない。1,000円の入場料を払って入る。舗装された綺麗で広い道路のそで(歩道)を歩くこと15分から20分(そうこうしている間にも結構多くの車が坂を上ったり下ったりしていた)。競馬場も広いけど、その一回り上。ようやくサーキット(パドック)に到着。坂を上っている途中ですでにサーキットのコーナーが見えて、しかも今日はアマチュアのカートレースが行われていたみたいでビュンビュン走って行く車が多かった。

その速さと迫力だけでも今日来て得るものがゼロということはない、と思ったけど、でもやっぱホームストレートとメインスタンド見なかったらゼロだったなあ。メインスタンドの方まで実際に行くには時間が足りなかった。しかし一般の日はこんなに普通にこんなピットレーンまで来れるもんなんだなあ、車も自由に出入りしているし。さて時間も無いし戻ろう。と思うと、もんのすごい霧。少し先しか全然見えない。そんな日なので富士山なんて見えるはずもない。何の為にここまで来たのだ…。帰りのバスも貸し切り状態。御殿場駅着。富士スピードウェイより御殿場駅の方が風が冷たく感じた。すんごい寒い。富士スピードウェイは、公共交通機関で行くような場所ではないということがわかった。いや、最初からそうだったろうけど。西ゲートが空いていないのが大誤算だったな…もう二度としない、こんなこと(笑)

16時12分の国府津行きで御殿場を出る。新松田で乗換えず国府津まで行ったのも初で、その景色はまたそれで面白かった。すぐに湘南新宿ラインに乗り継ぎ。暖かくなって眠くなって、大崎辺りまで眠る。渋谷のコインロッカーに大きな荷物を置いて赤坂へ。THE GET UP KIDS JAPAN TOUR 2010 @ 赤坂BLITZ!僕はゲット・アップ・キッズはリアルタイムではちゃんと追えてなかったのでこうして見ることが出来て嬉しかったし、最高に良いライブでした。オープニングアクトCOMEBACK MY DAUGHTERS。「なんでCBMDなんだろう?」と思っていたんだけど(なんかイメージと違っていたというか)、でも今日見て「なるほど!」と思った。個人的には今までCBMDの音楽って他のバンドに例え難かったし思い浮かばなかったんだけど…元々TGUKを意識した編成であり、歌い方だったんだなあ。

今までそう感じたことが全くなかったんだけど、この場面で見て今更気付けた。そんな話をライブ後に友人と飲みに行ってしていたら「そう、それ俺も思った!」と。CBMDも良かったけど、でもやっぱ主役・TGUKが最高に良かった。ファンもよく皆あんなに合唱出来るなあってぐらい皆歌っていてその雰囲気も最高に良かった(今日も後ろの方ながら割とフロア全体を見渡し易い位置だった)。僕も“Mass Pike”の時に「Singin!」って言われた時には「Last night on the、Mass Pike!」と声を上げてしまったけど。見所は勿論一杯あったけど、ダブルアンコールの最後、“Action & Action”での会場全体の「ウェーイ!!!」の声と拳は、多分今年のベストシーンの一つになるだろうなあってぐらい美しかった。序盤に「戻ってきた」みたいなこと言ってたけど、終盤に「また戻ってくるよ」みたいなこと言ってた?

ライブ後に合流した友人が「途中からもうガス欠でしんどかった…」と言っていたけど、(アンコール以外)会場全体そんな気がしたのは、客層による体力だろうか?(笑)その友人は前職の親会社の人。ライブ前に、また別のその会社の人2人とバッタリ。そこで来ているのはわかっていたんだけど、終盤に女性のダイバーが居るなあと思ったら、ライブ後友人に「○○さんが最後俺の上を泳いでったよー」と言われて、実はそれその知っている人だったというのには驚いた。ってか、元気だな…(笑)ライブ後その友人を待っている間にも、知人のレッズサポの方とバッタリ。バッタリというか、「そのマフラーでわかった」と言われた通り、会場出てすぐ寒くてしていたジュビロマフラーによって気付いてくれたそう。まあたしかにこのマフラーしてこのライブ見に来るのは僕ぐらいだろうなあ。良いのか悪いのか…(笑)

特に最近はジュビロの試合観戦とライブを連続して予定を立てることが多くなってきている気がして、だから結構このマフラーのまま行っているライブが多い気がする。試合が無い日は別にしていないけどさ。さて、浦和とは3、4月と対戦。4月の埼スタは行くけど、でもそれよりきっとライブやフェスで会う確率の方が高い気がします(笑)ライブ後、渋谷で友人と飲んで色々興味深い話を聞く。美味しいお店で満足。すっかり忘れていた5月のCOPELANDのチケット買わねば。まだ売り切れてないよなあ…。また忙しそうな一週間が始まるけど、良いリフレッシュが出来たと思います。最後にもう少し昨日の試合の話。スポ新で昨日の試合を自ら「パスを繋げていた」と評していた柳下監督。そりゃあ、あれだけ後ろやサイドのプレッシャー少ないところでの横パスやバックパスなら繋がるだろ。でもちょっとボランチのところに前線からプレッシャーに来られたらすぐボールを失っていたのに。仙台もリードして無理して前から来なかっただけだしさ。これがより強い相手だとどうだろう?時間が経てば成熟するのは他のクラブも同じなのに、自分のところだけ徐々に良くなると思っているこの変なポジティブモード、2008年に良く似ていないかな…?うーん…。