ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

横河武蔵野-町田ゼルビア @ 西が丘サッカー場 / 奈良美智セラミック・ワークス @ 小山登美夫ギャラリー / “フセイン・チャラヤン〜ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅”展・“TOKYO WONDER WALL2000-2009 10年!”展 @ 東京都現代美術館 とか

とか日本代表-オランダ代表とか。長い1日だった。朝9時に実家を出る。2泊3日だった今回の帰省。本当はもっとゆっくり帰省したい…。そんな時期は多分もう年始になるんだろうな…。浜松から新幹線で小田原まで。まだ新富士ぐらいかと思って目覚めたらもう小田原で焦る。今日も優待券を買ってあったので小田急で新宿まで。これも眠り続けて気付いたら下北を過ぎていた。乗換えて十条へ。今日はJFL東京ダービー横河武蔵野-町田ゼルビア西が丘サッカー場。今はJリーグが中断期間なのでサッカー観戦欠乏症になるんじゃないかと思って(笑)、JFLを見に行こうと思ったものの、でもこれだけW杯見てると別にスタジアムに行かないことも全く気にならなかった気もした…。東京も着いた頃はド快晴で、商店街を歩いて少し遠回りでスタジアムに到着した頃はリュックの下の背中が汗だくだった…。

試合も後半のたぶん10分ぐらいから。メインスタンドの方へ行こうと横河のゴール裏を歩いている時に同点ゴール。その後、ゼルビアの木島がゴリゴリとしたドリブルからシュートを放って勝ち越し。1-2。直後、横河がゴール前の良い位置でFKを得る。これを途中投入の10番の高松がきれいな左足で決めて2-2の同点。こりゃ良い試合。で、試合終了間際にゼルビアが勝ち越して2-3!終盤、横河が押し込むも、このまま試合終了。暑い中での試合だったけどお互い運動量多くて良い試合だった。横河は10番の選手が入って試合のリズムが明らかに変わって面白かった。けど、ちょっとパスを意識し過ぎる試合になってしまった。パス回しにエネルギー使い過ぎてもね。木島はこのクラスでは一つ頭抜けている感じがした(終了間際のゴールも木島のドリブルからだったかな?)。町田もまとまった良いチームだった。

町田ゼルビアはホームでは6,000人入ったという噂通り今日もサポーター多かったんだけれど、お互いの街の場所的になんで西が丘だったんだろうなー…と。武蔵野の方が町田からも圧倒的に行き易いでしょ?予定が入っていたのなら…せめて中間の味スタで…とは使用料考えると言えんけどさ。あとはゼルビアの相馬監督。周りのフランスW杯組が解説、レポーター陣として稼ぎ時の今、こうしてJリーグを目指して戦っている姿はこれまたかっこいいと思います。町田は試合開始前で3位(武蔵野が5位なので上位対決)だったので、このままいけば今季終了後のJリーグ入りもあるのかもしれないけど…Jもヴェルディ始め経営が厳しいクラブも少なくないだろうし、そこの最大のプロモーションはやっぱりW杯での日本代表であると思うから、もう内容がどうだろうが、少しでも良い結果を残してほしいと思っている。


試合後は本蓮沼から都営線を乗り継いで清澄白河へ。まず“奈良美智セラミック・ワークス”@小山登美夫ギャラリー(こんなビルの中にギャラリーがあるんだなあ…)。最終日ということもあって人が多かった。奈良さんのあのキャラクターが大きく形どっている様は圧巻。いいもん見た。ビルの中の他の展示も一通り見た後、駅を挟んで逆側、東京都現代美術館へ。フセイン・チャラヤン展。こちらも最後の週末ということで人が多め。前回のサイバーアーツジャパンは子供連れも多い展示だったけど、今回は美大生とか服飾の専門学校とか実際にアパレルを仕事にしている人とかばかりだったんだろう。映像作品も多くて一通り観覧するのに思ったより時間が掛かってしまった(面白かった!)。同時展示の“TOKYO WONDER WALL2000-2009 10年!”と今年の公募作品は見れたけど、常設展は見れず。さっき奈良さんの展示で見た人をこちらでも見掛けたり。ハシゴした人はきっと多かったんだろうなー。木場公園を散歩しつつ、帰りは木場から東西線で帰ってくる。

吉祥寺。試合30分前だというのに人が多い。とても視聴率60%行くとは思えないなー(いやサンプルとか家庭とかそういうのもわかるけど)。しかし店舗とかもさ、こんな日なんだから20時に閉店しても文句言わないのに(僕は)、ちゃんと21時まで開いているんだもんねー。コンビニは別だろうけど、でももしファミマの店員が勤務中にワンセグ見ていたりしても僕は怒らない(笑)スポンサーなのだし。試合は…オランダにはボロ負けも覚悟していただけに、結果は“悪くない”ものだったんだと思う。1点に抑えたことで結果的にデンマーク戦は引き分けでも良い、という状況になり得たわけだし。でも…やっぱ負けた以上は、あまり内容を褒め過ぎる、次に繋がるって言い切るのは、変な気がするし怖いなあ。守備陣は勿論よく守っていたし松井も大久保も積極的に仕掛けて良いリズムを作っていたけれど…。

特に褒めることに違和感を感じるのは、途中から出てきた攻撃の選手達。彼らは「追いつく」ことを至上命題に投入されているはずだ。追いつけなかったのに内容を褒める、というのはおかしいと思う。玉田、何か仕事した?岡崎もああいうのを決めてきたから代表に残れたわけで、あれは決めてくれないと仕事をしたうちに入らないでしょう。せめて枠に飛ばしてGKのファインセーブだったのなら、まだ褒めようがあると思うけど、宇宙開発褒めちゃダメでしょう。中村俊輔に至っては「メディアはどうにかして褒めなきゃいけないのか」と思ってしまうほど。前線からプレス?どこが?中盤で相手にボール取られるか横パスしかしてなかった。負けている試合で岡ちゃんは緩やかに「通用していなさ」をアピールさせていたように思う。傷の少ないように…。岡田監督のゲームプランではあのままいったら(スタメン説のあった)今野を入れてスナイデルにつかせたかったのかな。やっぱ役者が違った。ともあれ、次は引分け以上で決勝T進出。何だかんだでこの4年の集大成。楽しみです。

そういえば。初めて西が丘サッカー場へ行った日も確か日差しが強く暑い日で、それが2002年5月のU-19日本代表の試合。その当時のメンバーでこのW杯の舞台に立っているのは多分川島と矢野だけかな?メンバーに入っている中では今野もそう(今野がキャプテンでした)。坂田、阿部、茂木、成岡、菊地、永田、大井…他に誰が居たっけ?その中から辿りついたのがたったこれだけと思うべきか、3人も居たと思うべきか。当時のメンバーを検索して見直すと、J1で今季得点出来てる成岡なんてまだいい方で、J2にももう居ない選手がゴロゴロ居る。若い時代というのは難しい。当時同じ道を向かう中で聴いていて、そして今日も聴いていた曲は、The Avalanchesの“Since I Left You”“A Different Feeling”。僕も若い頃の時間を多く無駄にしたし、今もしているその中なのかもしれないと思う。