YBCルヴァンカップ決勝・ガンバ大阪-浦和レッズ @ 埼玉スタジアム2002 / 懐徳館庭園の特別公開へ。
YBCルヴァンカップ決勝・ガンバ大阪-浦和レッズ @ 埼玉スタジアム2002
PK戦へもつれこむ死闘はレッズに軍配で久々のタイトル。
YBCルヴァンカップ決勝・浦和レッズ-ガンバ大阪@埼玉スタジアム2002を見に行きました。ナビスコの決勝、国立じゃなくなってからは初めてな気がする(前回行ったのは2012年でした)。国立のカップ戦決勝は試合に関わらず行ってた。あの雰囲気が大好きだったし、天気が良ければこの時期のサッカー観戦は最高――。レッズを観るのは今年3月のジュビロ戦以来、ガンバを観るのは今年8月のジュビロ戦以来。このカードを見るのは元旦の天皇杯決勝ぶりであの時ガンバの勝ち。それにしても「どっちが勝ってもいい試合」の気の楽さよ。純粋に両チームのプレーを楽しんだ。
レベルの高い両チームであるのにガンバは惨敗した先日のリーグ戦を踏まえていじってきた。遠藤をフリーマンにして使ったり今野に柏木をがっつり見させたり面白かった。守備を固めながら、アデミウソンの個人技、遠藤の作り出すリズム、大森の運動量でガンバがガンバらしいサッカーを展開。アデミウソンの個人技から生まれた先制点も、レッズがポゼッション出来るばかりにセンターバックまで上がってしまってアデミウソンを1人(+遅れて1〜2人)で見ざるを得なくなったから。ガンバはしてやったりの先制点。それでも後半レッズが一段ギアを上げて、3枚目のカードで入った李忠成がファーストタッチでゴールを決める。友人が「こういう時の李はいきなり決めそう」と言っていたのが当たった!延長30分でも決着がつかなかった試合はPK戦で浦和の勝利。レッズは9年ぶりのタイトルを獲得。
アデミウソンや関根くんのドリブルに柏木や遠藤の判断の速さとパスの正確さ、両チーム両サイドの高いポジショニングと積極的な仕掛け…いやー面白い試合だった。遠藤や柏木の判断の速さとキックの正確さを見ていると、ジュビロの中盤の判断スピードで「アクションサッカー」とか言うのが恥ずかしくなってくる。あと審判6人制の見せ場が最後にあったのも面白かった!その場面を生み出した藤本淳吾のパスもすごい。ガンバはU-19で不在だった堂安くんや不調?のパトリックが居ればまた違ったかな。というかいくら不調とはいえパトリックがベンチ外ってのは勿体無い…。「ミシャに辞めてほしいから複雑だ」と試合開始まで言っていたレッズサポの友人が最後のPKが決まった瞬間に目を真っ赤にしていて、やっぱタイトルって良いなあって思いました。120分戦って満身創痍なのも良かったよね…。
関根、おまえ……
— SHUN♦️#13 (@urawa_redssapo) 2016年10月15日
そんなんになっても120分走り続けたのか
天皇杯(vs柏)の時の悔しさだったり色々あったんだろーな pic.twitter.com/q79b7ouGaA
あれだけ上手い選手が、必死に必死に攻撃に守備に120分走り続けて、ようやくタイトルを手にすることが出来る(延長後半、ガンバの右サイドの米倉が上がったシーンで必死で関根くんが食らいついてったシーン、あれ良かった)。「華麗で面白いサッカーで強くなる」なんておごりや勘違いもいいところなんだと思うのよね。パス回すチームはなんだかんだ走る所で走ってる。
懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)の特別公開を見に東京大学へ。
昨年、国の名勝に指定された「懐徳館庭園」。東京大学本郷キャンパスの敷地内にあり普段は非公開なのですが、東大の「ホームカミングデイ」(学祭みたいなもの?)で年に一回の特別公開がされたのでルヴァンカップの試合前に見に行きました。この辺りって殆ど来たことがないし東大の敷地内に入るのも初めてだったので(駒場キャンパスはある)、楽しかった。東大自体が加賀前田藩の下屋敷があった場所なので、この庭園も前田氏による大名庭園の跡。今は水がないけど大きな池泉築山式の庭園。晴れすぎて築山が影でよく見え辛いので来年また見たい…。(そしてキャンパス内の近代建築も色々見てみたい)
oniwa.garden