ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

高知旅行②。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を巡る。北川村「モネの庭」マルモッタン、奈半利の町並み、安芸市土居廓中の町並みなど

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の旅。

高知旅行後半。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線編。目的は後述の「モネの庭」なのですが、初めて乗ったごめん・なはり線が楽しかった〜。全ての駅に駅名にちなんだやなせ先生デザインのキャラクターが設定されていて楽しい。各駅のキャラクター見てるだけでも飽きない、ごめんなはり線でした。



しかも駅標に描かれているだけでなく、モニュメントも!



後免駅から1時間程で終点の奈半利駅。どローカル線の終点にしては高架の立派な駅舎なのは、津波の避難用施設も兼ねているから。デッキからは海が望める(ごめんなはり線はほぼ海沿いを通っているので松原の景色が良い。あと地元の人の乗降客数も思ったよりは多かった)。


北川村「モネの庭」マルモッタン





奈半利駅から町営バスで10分。昨年岐阜県のモネの庭が話題になったけど、ここはフランスの本家「モネの庭」監修で造られた公式の施設で、高知県の中でも上位の観光客数を誇るとのこと。日本庭園ではないけど、高知まで来てこの「モネの庭」に行ってないって、なんか悔しい…!と思って行きました。

行った日は冬季休園(1月初旬〜2月下旬)前の無料公開期間…無料なのは花が散ったり枯れたりしてしまったから。それを覚悟の上行ったけど……町営バスの方に「もう殆ど花も枯れちゃってるから期待しないで」と釘刺されたけど、本当に絵にならない…(笑)しかもこの日は雨だったので全く人が居らず。まあ今回はほんと「高知で庭を巡ったのに行ってない」というのは悔しい、という想いだけだったので――今回に関しては行ったことに意味がある…かな…。また良い季節に来たい。ところで北川村の名産はゆず。「ゆずの里 北川」ってフレーズ…(笑)デュオのゆず好きにも有名なのかしら?
oniwa.garden

奈半利の古い町並み





奈半利の町には登録有形文化財の古い建物が多く残っていて古い町並みを形成。奈半利駅からモネの庭までのバスの接続が良いので(ありがたい)かなり駆け足であまり遠いエリアまでは行けなかったけど…少し遠くて歩けなかった場所もバスで通った限り良い感じの石塀が残っていた。川を挟んで向かいの田野、その一つ先の安田にも文化財建築や古い町並みが残っているみたい。モネの庭共々また来たいなあ。

安芸市土居廓中の町並み


ごめん・なはり線の中心駅が安芸市の中心となる安芸駅。阪神タイガースがキャンプを張っている街…?ってことで、駅にはグッズコーナーが。あと安芸のゆるキャラはやっぱりやなせたかし先生だった。安芸駅から徒歩30分程のところに重伝建地区「土居廓中の町並み」があるのでそこへ向かう(駅にレンタサイクルもあった。意外と遠いので自転車借りれればそれが○)。


駅から土居廓中まで向かう途中にあるのが、明治時代に作られた時計でこの町のシンボルでもある登録有形文化財「野良時計」。それ以外にもこの辺から長屋門などが見られるようになり、もう少し先へ行くと「土居廓中」。重要伝統的建造物群保存地区で「安芸の小京都」とも。江戸時代は安芸城の城下町で、それを中心に形成された武家屋敷の町割が今も残る。




公開武家屋敷 野村家

安芸にはそれ以外にも岩崎弥太郎生家などの見所も。次回また来た時にはレンタサイクルしてそこまで行きたい。

ごめん駅〜後免町駅




そしてごめん・なはり線の始発駅、後免駅へ戻ってきた。この日の夕方、高知でBase Ball Bearのライブがたまたまあったのでそれを見たい気持ちもあったけど、結局古い町並みを選んでしまった…。乗る予定の阿波池田方面の最終電車まで時間があったので後免の町を歩きました。高知市電の終着点でもある後免の町。長い商店街とかもあったし、モータリゼーションの前はきっと阿波池田方面や室戸方面からの色んな人が行き交う町だったんだろうなあ…と思う。

今回の旅一覧。
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