ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

九州旅行⑨。秋の庭園巡り・福岡編。旧伊藤伝右衛門邸庭園 / 麻生大浦荘庭園 / 直方の町並みを歩く

九州旅行ラスト!佐賀編はこちら↓。このエントリでは福岡は飯塚市の庭園を巡ります。
romitou.hateblo.jpで、今回のアウェー鳥栖戦の週末は、福岡ドーム桑田佳祐、マリンメッセでGLAY、その他にもストレイテナーxBIGMAMA、神聖かまってちゃんSANABAGUN.あら恋、シュローダー、ボイメンなどなど…色んなライブがあり博多の宿は(今まで使ったことのある色んなカプセルホテル含め)壊滅状態…。そんな事情と飯塚に行きやすいという理由で直方で一泊。直方は数年前に一度「二字町遊郭」跡を見に来た。
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直方の町並み〜アートスペース谷尾(旧十七銀行直方支店)など



直方は福岡市・北九州市の中間点に位置しどちらかというと北九州市の方が近い。筑豊地方なのでかつては炭鉱により栄えた…のかと思いきや、直方は城下町だった歴史を持ち、中心街(現在のアーケード街)は旧長崎街道を通るためそれにより栄えた歴史がある…とのこと。町の規模の割に長ーいアーケード街。でも夜は暗くて人通りも少ないので翌朝商店街を歩きます。直方は魁皇の出身地らしい。
ちなみに今回の九州旅、唯一の普通のビジネスホテルだった…安心感。しかもBS日テレも見られる…とACL決勝見終わった後に当地の居酒屋行ったらBS日テレ放送してた…てことはサッカーやってたのかな。ここで観ても良かったな。ちなみに直方のB級グルメは焼きナポリタンだそう。






アーケードの終点は国登録有形文化財のアートスペース谷尾(旧十七銀行直方支店)。ここで折り返してしまった――のだけど、この道を更に進んだら他にも複数件の登録有形文化財と、それを活用した「直方谷尾美術館」というのがあったみたい…。あと藩の陣屋跡も。残念、また次回に。
そして、アーケード街から少し駅寄りに並行している通りが直方の飲み屋街。大きな料亭もあったりする。





アパートにしては何か妖しいというか変わった建物。歓楽街も町の規模の割に大きい感じがするので、やはり炭鉱が栄えた時期は町がより栄えたんだろうなあ…と。あとホテルにあった直方の歴史を振り返る的な本に二字町遊郭の昔の写真が載っていました。

伊藤伝右衛門邸庭園


そして直方から飯塚へ移動して庭園を巡ります。まずは約4年ぶりに訪れた旧伊藤伝右衛門邸庭園。国指定名勝。筑豊の炭鉱王・伊藤伝右衛門の旧宅で、明治・大正・昭和と増築され続けた豪邸。




そして庭園を歩きます。前も思ったけど、庭師さんって感じの格好ではない、地元の有志って感じの方がお庭の手入れをしている様がすごく好き。








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麻生大浦荘庭園







そして今回の飯塚のもう一つの目的が麻生大浦荘の秋期特別公開。やはり筑豊の炭鉱王・麻生家(麻生元総理の家系)の邸宅の一つ。福岡の特別公開庭園としてよく知られている場所のようだったので、来たいと思っていた場所でした!駅からは意外と近く、新飯塚から徒歩10分程度。
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麻生本邸


そして麻生大浦荘と山を挟んで(←その山も麻生家の敷地)隣り合っているのが麻生本邸。これは現在も麻生家が住んでいらっしゃるので文化財のように見られるものではないのですが(写ってないけど正門には警備員の方も居ます)、まー塀沿いを歩いていても広いこと…。Google Earthでなんとなーく庭園がある様子は見えるこのご時世ですが、どんなお屋敷と庭園があるのだろうなあ。

飯塚の街並み

飯塚にも旧長崎街道が通る。今回は時間の都合で庭園を行き来するだけで終わってしまったけど、「嘉穂劇場」という歴史のある大きな劇場もあったりするので次回はもっと歩きたいな〜(レンタサイクルがあれば良いんだけど、飯塚はレンタサイクル無いんだよね…それが残念)。
という感じで九州旅行は終了!色んな特別公開庭園へ行けて充実の旅行でした。秋の庭園巡りは次の伊豆編、三重編にも続きます。