ガーデン・シティ・ライフ・ログ

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秋の庭園巡り・伊豆編①。三島・楽寿園、隆泉苑(佐野美術館庭園)の紅葉

最終節を観に帰省するついでに伊豆の庭園巡り。一番の目的は次エントリに掲載する修禅寺庭園の特別公開。温暖な静岡は紅葉にはまだ早いかと思ったけど、思ったよりどこも赤くて素敵だった!

楽寿園





国指定名勝。楽寿園JR東海道新幹線三島駅の南口を出るともう目の前。こんなに赤い時期に来たのは初めて!そして「菊まつり」開催中で園内は赤以外にもカラフルです。しかしなぜ作品の城郭は小田原城…まあ最寄の天守といえばそうなのか。
明治時代に皇族・小松宮彰仁親王の別邸として造営された「楽寿館」の目前に広がる小浜池を中心とした池泉回遊式庭園(近年は湧水量が減り池が渇水していることが多いみたいですが、季節により水が溜まっています)。池底から露出している溶岩は大昔に富士山の噴火で流出したもの。


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源兵衛川



三島のいつもの散歩コース、源兵衛川も紅葉。そのまま佐野美術館のある南方面へ歩いて行きます。三島は何度も降りてるしレンタサイクルもしたことあるけど、下記の飲み屋街を歩いたのは初めてかも…ストイックな小路に呑み屋があって、完全車社会の静岡県内でこういう小路見ると嬉しくなる!


隆泉苑(佐野美術館庭園)





浜松に住んでいた頃から名前だけは知っていた佐野美術館。美術館としても一回行ってみたいなーと思っていたのですが、ようやく初めて行きました。
佐野美術館に併設されている池泉回遊式庭園と日本家屋が「隆泉苑」。庭園、家屋ともいずれも昭和初期、美術館の創始者・佐野隆一(三島出身の実業家)が両親に贈るために建造されたもので、表門と日本家屋が国の登録有形文化財となっています。楽寿園と同じく池の水は富士山からの湧水によるもの。
楽寿園と比べれば小規模ではあるけど、でも街中のこの範囲に2つこれだけ立派な池泉回遊式庭園(三嶋大社の神池合わせれば3つ)がある街ってそうそう無い。多くの小川の流れる水の都市・三島ならではだし、三島って好きだなあって思う。
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伊豆箱根鉄道に乗って修善寺伊豆長岡編に続きます。
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