ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

甲信越北陸お庭巡り②。富山編その1。隈研吾:TOYAMAキラリ、富山城址 日本庭園、光久寺の茶庭、国泰寺庭園 など

GW旅行その2。前エントリは↓。
romitou.hateblo.jp糸魚川から移動してきて富山駅で下車。初日は高岡泊なのだけど富山駅到着時点でまだギリギリ明るかったのでもう少し行動。富山へ来るのは一昨年の金沢アウェーの時以来。
romitou.hateblo.jp「おにわさん」的にまだ一つもコンテンツが無かったのが富山県。国指定名勝の庭園が一つも無い県のうち一つ(栃木、埼玉、富山)で、埼玉と栃木はその中でも日本庭園を探して観に行ったけど、富山がまだだったので今年来たいと思っていた。事前に調べていたら「とやまの百景」というパンフレットがあり(PDFで100MBぐらいある。うっかりスマホで見てしまって死んだ)、その中で幾つか古庭が紹介されていたのでその中から行けそうなものを幾つかを巡ります。

8.富山城址 日本庭園





富山城址公園は初めて富山来た時も来たけどその時はまだ無かった。2015年完成のまだ真新しい日本庭園。
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9.TOYAMAキラリ(隈研吾


これも2015年完成、これは前回2015年に来た時に行って感動したんだけど、本当に本当に素敵な建築だ。

前回工事をしていた総曲輪のアーケードも復活。GWで富山市内のホテルもほぼ埋まっていたと思うので、街自体人が多かった方なんだろうなあと。初日はどーにか新高岡駅に適度なビジホがとれたのでそこに宿泊。

10.雨晴海岸


やってきたぞ!雨晴登場!ということで、国指定名勝・雨晴海岸へやってきました。氷見線に乗ったのは後にも書きますが2014年以来。後述の富山県指定名勝「光久寺の茶庭」が今回の富山県での最大目的なのですが、レンタサイクルのある氷見駅から行っても雨晴駅から行っても大体7kmぐらい。雨晴海岸から行けば途中に↓の国泰寺にも寄ることができたので、雨晴駅からレンタサイクルで向かいます。(なおレンタサイクルはお互いの駅で返せる。)


11.光久寺の茶庭 俯仰園





富山県指定名勝。国指定名勝庭園のない富山県の、唯一の「県指定名勝」。光久寺庭園は江戸時代中期・加賀藩御用の造園師・駒造の作とされる。この駒造という方の作った庭園が富山県にはいくつかあるようです(今回はここしか行けなかった)。光久寺は奈良時代に創建した古刹。新緑の時期もきれいだけど、写真で見るとサツキの咲く時期や紅葉の時期がよりきれいそう。
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12.国泰寺庭園 月泉庭





光久寺ともう一つこの周辺でみたいなと思ったのが国泰寺庭園(順番的には光久寺より先に行きました)。雨晴駅から4kmぐらいで、住所でいうと高岡市になる。道中は田園地帯だったのに思った以上に立派なお寺さんが現れて驚きました。総門や山門もお見事だし、事前に写真で見ていたけど石庭もド迫力!昭和中期に作られたものということで、市の文化財とかにもなっていないんだけど、今回北陸で見た中でもかなり印象的だった庭園でした。造られたのは京都の造園家・小川寿一氏。初めて名前見たので調べたら彦根龍潭寺枯山水庭園も氏の作品。あの枯山水庭園も好きなんだよなー!
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13. 氷見の色んな街並み


氷見へ来たのは2014年の富山アウェー以来。
romitou.hateblo.jpこの時は氷見までとりあえず来たもののレンタサイクルもせずに列車の折り返しの時間までわたわたと歩いただけだった。今回はレンタサイクルをしたついでに街の方をぐるぐる走ってみた。やはり湊町ならではの雰囲気が街にあるし、藤子不二雄ゆかりの街ということで街にはキャラクターが多く描かれているので、ゴールデンウィークは家族連れが多く街を歩いていた。寂れ感のある地方都市とはいってもこうやって街を歩く動機があるとまた違うなーと。






光久寺から氷見の街の方へ戻る通り。基本田園地帯が多いのだけど、この部分だけ「呉服屋」やスナックなんかがあって、旧街道感があるなあと。あとなぜ石川県珠洲市のマンホール?


氷見・高岡間は氷見線が1時間に1本程度なのに対し、バスが1時間に2〜3本あることを今回知った。金額もさほど変わらないのでそれだったらバスの方が便利かも。高岡に戻って次は高岡編。
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