KENPOKU ART寄り道②。いわき編。蔡國強の『いわき回廊美術館』、白水阿弥陀堂、小名浜の町並み
KENPOKU ART寄り道その2。いわき市へ来るのは2年ぶり、泊まったのは初。早起きして朝もはよから行きたいと思っていた美術館へ。
蔡國強『いわき回廊美術館』
日本でも作品をよく見る世界的アーティスト・蔡國強が東日本大震災の後に構想し造られた野外美術館。前回いわきへ来た時行くことをすっかり失念していたので今回朝早起きして行きました。「万本桜プロジェクト」というプロジェクトの舞台でもあるので見頃は春なんだと思うんだけど、そうでなくても素敵な場所でした。また春にも行きたいな。なおオフィシャルの交通案内だと車を使わない場合、
・JRいわき駅から約4km(徒歩1時間)
・JR草野駅から徒歩30分
・JRいわき駅から「いわき養護学校」行きバス、いわき養護学校バス停下車、徒歩約10分
の3つが案内されている。2つ目の常磐線(いわき以北)も決して本数が多くない、3つ目の路線バスは土休日は運休ということに頭を悩ませた(笑)なので自分で地図を見ながら調べたところ、
という選択肢があるんじゃね?と気付いてそれで行った。養護学校行きバスと比べても本数は多い(といっても1時間に1本)。レンタサイクルがあるとちょうど良い距離なんだけどね。
白水阿弥陀堂
白水阿弥陀堂は5年ぶりの訪問。平安時代からの歴史があるという大規模な浄土庭園は国の史跡(現在のものは昭和年代に復元されたもの)、その中心の阿弥陀堂は国宝。紅葉の名所なのか想像以上に人が多かった(前回来た時は殆ど居なかったので驚き。まあ前回は阿弥陀堂は見てないんだけど…)。平泉・毛越寺と並ぶ日本最大級の浄土式庭園か。これが単体であるわけではなく「願成寺」というお寺だそうだけど、今回は阿弥陀堂しか見なかったので。また次回来る時は周辺のお寺も見に行ってみたい。
oniwa.garden
小名浜の町並み
小名浜は初めて行きました。いわきまで来たので折角だからラプラスを捕まえに行こう!と思い立ち。目的はそれだけど、昔から湊町として栄えた…てことでいつか行きたいと思ってた街。行きは湯本駅(こちらも温泉街として栄えているらしい。歩く時間はなかったけど)から、帰りは泉駅までバス。最寄り駅の泉駅まではバスで15分程。バスで外を眺めながら感じたことは、小名浜地域はいわき駅周辺(旧平市?)より栄えていると思った(いわき市周辺のスナック街もかなり巨大でかつての繁栄を感じるけど…)。これだけの街で鉄道がない街ってあんまり無い。八女福島(福岡)や、かつて鉄道があった十和田市とかか…あとは駅名は同じだけど市街地が5km離れている倉吉とかかな。
小名浜の商店街から海岸にある大型施設「いわき・ら・ら・ミュウ」へ向かう途中に福島最大の風俗(ソープ)街があり、ラプラスはこの辺の一帯に出現していたので、その町並みの中をポケGOの人たちがゾロゾロ歩いてるのは面白かった(笑)そして明らかにポケGO中なのに昼間から声掛けられるのも面白かった。「旅館 福美」さんは元妓楼でしょうか…。
で、小名浜でのラプラス狂想曲。車をショッピング施設等の駐車場に置いて歩いている人達の多さはまあともかく(異様には違いない)、車のまま移動し、細い市道へ入って来ようとする車が大量にいて渋滞を起こしていたのは危険を感じた。翌週の大きな地震、週末や日中じゃなかったのはまだ良かったのかな…。まあ同じ祭りに参加した以上、他人事ではないんだけど。徒歩でも信号無視してる人沢山居たと思うし、「有料施設の中に出せばいいのにねー」なんて言う人も居たり。多くの人がエキサイトするイベントをやるんだったらちゃんと体系的に管理してやらないとダメってことだなあ。
#小名浜 港から内陸方面に避難する車で渋滞する市内(22日午前6時39分、福島県いわき市で、冨田大介撮影) #地震 #津波 #福島県 pic.twitter.com/iJh21dCwRB
— 読売新聞写真部 (@tshashin) 2016年11月21日
目的を果たして食べた海鮮丼は超美味しかったです。大満足。締め括りがポケモンGOになってしまったけど(笑)、KENPOKU ART旅行は以上です。常磐線地域も水郡線地域もまた旅行したい。
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