秋の庭園巡り・群馬編①。楽山園、甘楽町武家屋敷庭園群、旧小幡藩武家屋敷 松浦氏屋敷庭園と城下町小幡の町並み
秋の庭園巡り、北関東は栃木に続いて群馬県へ行きました。大名庭園である楽山園を撮り直したかったのと、当時は知らなかった武家屋敷・松浦氏屋敷へ訪れるのが今回の主な目的。湘南新宿ライン・特別快速で高崎に到着した後は上州鉄道に乗換えて上州福島駅へ。城下町小幡へはそこからのレンタサイクルが便利なのですが、今回はその前に高崎駅でレンタサイクルしてサイクルトレインを利用。楽山園から高崎まで15kmぐらいなので寄り道しながら帰ろうかなあと――高崎にある庭園やその道中にある「上野三碑」が世界記憶遺産に登録されたのもあったため。
甘楽町・城下町小幡の町並み








城下町小幡へ来たのは3年ぶり!小川「雄川堰」が流れる、養蚕農家群と武家屋敷群の街並みが変わらず素敵です。「上州の小京都」とも言われているとかいないとか。
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楽山園(国指定名勝)
国指定名勝。前回は思わなかったけどこの池の感じ、天龍寺っぽくありません?江戸時代初期に造られた群馬県唯一の大名庭園。築庭を指示したのは織田信長の次男である織田信雄。前回来たのもほぼ同時期だけど、あの時よりも芝生がまだきれいで、天気が良かったので360℃の山の借景や築山の上に建つ2つの小屋、梅の茶屋と腰掛茶屋の風景も素敵です。公共交通機関では行きづらくはあるけど、久々に行ったら富岡製糸場の後の観光ルートとして足を運ばれているっぽいのは嬉しい限り…!
大名庭園エリア以外にもお屋敷の遺構があります。
旧小幡藩武家屋敷 松浦氏屋敷庭園(群馬県指定史跡)








で、ここは今回初めて行きました!楽山園より歩いて数分の距離にある、小幡藩の家老だった松浦氏の武家屋敷と庭園。造られたのは江戸時代後期とされており、庭園はその他の武家屋敷庭園群と同様、熊倉山を借景とした池泉鑑賞式庭園。近年の復元整備後、2017年より公開が開始されています。現在の茅葺きの武家屋敷も素敵だけれど、整備される前の味のある姿でも観ておきたかった…と思うのは贅沢な思いか。
oniwa.gardenさて自転車で高崎へ戻るぞー!っと、高崎編へ続きます。
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