ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

九州旅行①。AIR JAM 2016 @ 福岡ヤフオクドームへ行ってきた。〜大濠公園 日本庭園

AIR JAM 2016 @ 福岡ヤフオクドーム

AIR JAM 2016を目的として九州に旅行に行ってきました。時系列が変かもしれないけどこれはAIR JAM本編に関するエントリ。AIR JAMは2011、12に続いての参戦でした。どうせチケットそうそう取れるもんじゃないだろうしな…と序盤のチケット抽選には応募していなかったけど、11月のリセールでスタンド指定席に絞って応募したら当選。今まで3回とも最初はチケ諦めてたけど最終的にギリギリ手に入るパターン。12月に入って比較的安いフライトを抑え。その結果の熊本inでもあり、この日も昼間は熊本に居たのでAIR JAM到着は遅くになっちゃったけど、今回の旅は熊本で過ごす時間も重要だったので。スカパラはハナから諦めてたけどスカパラバージョンの“Punk Rock Dream”は見たかったなあ…。

過去のAIR JAMのエントリ。
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BRAHMAN

今回のエアジャムはここから。BRAHMANを見るのはこの時以来1年半ぶり――今年は見たライブの本数自体かなり減ったんだけど、直近でも朝霧とか香港のフェスとか、ゆるかったりスマートだったり…そんなライブばかり見ていたので――久々に見たブラフマンがエモ過ぎて。もうおっさんなのでそう簡単に涙は流れないけど心の中ではもうちょちょ切れですよ。“Answer for…”でトシロウ神輿が始まってからが以前と比べて長く。最後が“The Only Way”で「かかってこいよ」みたいなジェスチャーして。もうすごかった。トシロウはもう喋らなくなったのかな…?少し残念だけど、それがなくても相変わらずすごかった。

ブラフマンで結構胸一杯になってたんだけど、通路に出たら妖怪ウォッチキャラが居て癒された(笑)ハイスタの時の健さんの「まだコマさんに会えてない」からの最後“Mosh Under The Rainbow”でのコマさん登場すごいよかったなあ。映画のプロモーションの時期だったったって、レベルファイブが福岡の企業だった…とか色んな巡り合わせがあるよねー。南海キャンディーズしずちゃんはリポーター?

MAN WITH A MISSION

ここから若い(若い?)バンドの並び。マンウィズはフジロック以来。ハイスタの次に盛り上がってたのはマンウィズじゃなかろうか。2011のホルモンみたいな「想像以上にどホーム」な感じ。実際有名曲ばかりで楽しかった!「database」ではこの後出番のTAKUMAが登場。この後のワンオクでもやはり今日出ていたCrossfaithのボーカルが登場したんだけど、いやーなんか…いいよね。シーンの先輩後輩、仲間、助け合いとはちょっと違うか…切磋琢磨してる感じ。それが他の大きなフェスとはまたちょっと違う、ジャンルが限定されてるからこその信頼関係とでもいうのか。

ONE OK ROCK

そしてワンオク。バンドが大きくなってからは初めて見たような気がする。マンウィズ程では無かったかもだけどちゃんと盛り上がってた。この位置は正直大抜擢だと思ったけど…これだけ大きくなったからにはそれ相応のかっこよさがあると思うんですよね。なのですごく見るの楽しみだったし、今回見て「昨年のフジ見てみたかったなー」と思った(笑)初期のイメージと比較しても演奏も迫力があるし楽曲もかっこいい。細美さんからの影響は大きいんだろうなーと思いつつ(エモだよね)。初期は決して順風満帆ではなかっただけに、この才能を育んだアミューズすごいな…と思った。

10-FEET

テンフィ観るのもなんだかんだ久々。きっと最後「次(のバンド)はハイスタンダード!」って言うんだろうし、普通にキッズだったTAKUMAがそれを言うのって胸熱だなー(いや本人が一番そうだろう)って始まる前から思ってて、やっぱ最後言ってグッと来た。2011の時も「ハイスタが居ない間のシーンで戦い続けてたBRAHMANからのリレーって、感動的だな」って思った。テンフィはブラフと違って00時点での「エアジャム世代のバンド」では無かった。けれどそれ以降のシーンへの貢献、実績・キャリア等々考えればテンフィはバトンを渡すに相応しかった。

この後ハイスタの時に、難波さん本人も「エアジャム世代なんて無いんだ。世代や垣根なんて超えていこう。更新していこう。今日でエアジャム世代を更新!」的なこと言ってたけど、今回の出順は本当にその気持ちをすごく感じた。いや、2011や12もそうだった。11の時はテンフィ、FACT、ハイエイタス、ホルモン等が若手枠。他ジャンルから2011はキングギドラ、12はBLUE HARBやアジカンとかが出て。ノスタルジーではなく広げてゆく…その精神、懐の広さも、エアジャムやハイスタって魅力的なんだよ!なのでリスナーとしても新しいものはポジティブに受け取っていきたいなーと改めて思った。

Hi-STANDARD

で、お待ちかねHi-STANDARD!昨年のフェス出演(BRAHMANWARP)は大分での最終節と香港フェスにつき見れなかったので2012年のエアジャム以来。「もうおっさんなのでそう簡単に涙流れないけど」――と思ってたけど、最初の“MAXIMUM OVERDRIVE”、“DEAR MY FRIEND”、“Close To Me”は流れたり止まったり、そして「2016年のハイスタの新曲」として“Another Starting Line”で目から汗が止まらなかった…。その次の“〜Asshole”で完全に止まったけど(笑)

たぶんどの曲やっても最高なんだけど――その後も最高の曲しかなかった。“MY HEART FEELS SO FREE”“Starry Night”“STAY GOLD”…アンコールで“Turning Back”〜“Happy Xmas (War Is Over)”〜“Mosh Under The Rainbow”…で大団円。11や12の時とはまた違う…Hi-STANDARD is back!って感じ。この感じ、引継がれてってほしいなぁ…って思うから、押し付ける前に僕も若いバンドを好きになりたい。

やっぱりAIR JAMは楽しい(小並感)

今回の福岡開催というのは熊本地震があったから決まった場所なんだと思うけど、それにしては新曲といいハイスタがこの2016年12月に向けて仕上がっていた…という感じがする。今回、福岡ドームでのフェス開催は初めてだったとのこと。初めての場所で、飲食類の売り切れが早いとか高いとかは仕方ないにせよ(あとアリーナの指定席に物足りなさを感じた人は少なからず居るかもね)、東北AIR JAMの時も思ったけど「その場所で初開催の割に成熟している」と今回も思った。たとえば終演後、地下鉄混むなーと思ってたけど西鉄の天神や博多へバスが多数待機していた。その辺の準備の良さ…ハイスタが動くと影響を受けた多くの大人が動く、そういう感じになってきている気がする。楽しい。

そして初体験の『ドームでのフェス』について。普通のスタジアムや屋内の展示場とはまた違う良さがあると思った…なんかドームってテンション上がる!(野球少年だったからか?)音の悪さを感じた人はきっと僕だけではないと思うけど――まあだからって楽しめないわけではないし、この日は外すっごく寒かったから屋内でよかった…!もうおっさんなのでスタンド席で時々立ち上がるぐらいでいい、と思ってたし(直前にフットサルで怪我したから尚更…階段は辛かったけど…ハイスタの時は怪我のこと忘れて跳ねてた(笑))。むしろ傾斜がある分展示場より見易い。もはやファミリー層が多い分、スタンドがあるのは良いかも。次回はあるとしたらいつ・どこでかなー…東北でも九州でもまた行きたい!

最後に少しだけ九州旅行博多編。

大濠公園 日本庭園






作庭は中根金作2013年の秋に来て以来。写真を撮り直すつもりで来たけど影がすごい…。大濠公園の駅まで公園の中を歩きました。国の登録記念物(名勝地関係)。



oniwa.garden

福岡その他。



駅前の陥没した場所は何もなかったかのように地下鉄の工事が進められていた。クリスマスムードの駅前。いつ来ても楽しい街です。来年もまた鳥栖アウェーで行くぞ!クリスマス昼間のフライトで帰京。

今回の旅一覧。
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