ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

九州旅行④。熊本市の庭園を巡る。水前寺成趣園、採釣園、叢桂園、釣耕園、三賢堂公園、清爽園、夏目漱石旧居など

AIR JAM 2016を目的として九州に旅行に行ってきました。熊本編。時系列で言うと羽田からまず熊本へ入って、AIR JAM前に熊本を自転車で走り、タイトルに含めた通り庭園を巡った。熊本は2015年秋の熊本アウェー以来、1年ちょっとぶり。何度か目の熊本だけど今回初めてレンタサイクルを利用して行動。震災後初めて来る熊本は――平常を取り戻しているところもあれば(中心街は昼も夜も思ったより人出が多かった。忘年会シーズンなのもあるか)、爪痕を残している所も当然ある。熊本城は入場せず外からだけ見たけど、石垣が崩れている所は今もまだそのままで、多くの人が写真を撮りに来ていた。

前回熊本来訪時のエントリ。
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水前寺成趣園











国指定名勝。熊本藩主・細川氏の大名庭園。2015年の夏以来1年ちょっとぶり。残念ながらもう芝生が枯れている時期だった。初めて来た時も冬だったのでこんな色だったっけなあ。震災後、池の水が湧かなくなった…という報道もあったけど今は水がある状態。もこもこ感が好きな名園。
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採釣園




ここからは初めて足を運んだ庭園。今まで熊本県内では水前寺成趣園と松浜軒しか行ったことなかったけど、藩主があれだけの庭園を造ってるのだから(東京都内の新江戸川公園や戸越公園もそうだし)他にもあるはず…と思って調べたら、「くまもとウォーターライフ」というサイトに幾つか紹介されてました。採釣園は中心街から約1.5km程の距離の場所にある市立の高校の敷地内にあります。細川家三家老だった米田氏の庭園(江戸時代の作庭)。水前寺成趣園に雰囲気似てる?敷地内にはこの米田氏の旧宅(洋館)もあったそう…だけど、瓦礫があった場所がおそらくそこだったのだろう。
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叢桂園





ここから叢桂園、釣耕園、三賢堂公園の3つは比較的距離が近い。熊本城から西へ約2km。叢桂園は説明板によると、肥後藩の医師だった村井家の別荘跡に造られた庭園(江戸時代中〜後期)。藩の政策として医学校「再春館」を作る提案をしたのがこの村井氏だったとのこと。完全に無人で自由見学だけど、ここ整備されたらすごく雰囲気が良さそうだなあ…。
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釣耕園




藩主・細川家のお茶屋として造られたのがこの釣耕園。こちらも自由見学。道路から見ると建物があまりに個人のお宅っぽくて入るのに少し躊躇った…。
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三賢堂公園



…この公園の上に円形の近代建築「三賢堂」そのものがあると知ったのは後のこと。写真の建物(源泉荘。これも明治時代の政治家の旧宅)が三賢堂だと勝手に思い込んでしまった…。ともあれ、その邸宅の庭園が残っています。

叢桂園、釣耕園、三賢堂は距離も近いのだけどおそらく水源が同じ。この周辺には他にも湧水池があり、道沿いに写真のような歴史を感じる水路があって、こんな場所があったんだなーと(レンタサイクル出来たからこそ!)。時間の都合でここで折り返したけど、次回はこの奥のお寺にも行ってみたい。


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清爽園



三賢堂方面から繁華街に戻る時に通り掛かった熊本城の二の丸の入り口にあった庭園(なので繁華街からは熊本城の奥の方)。ここまで紹介した藩や細川家にゆかりのある庭園と異なり、これは西南戦争戦没者の記念碑として造られた庭園だそう。明治時代に完成。熊本市内にはまだこれ以外にも細川家の菩提寺跡でもある立田自然公園という庭園があるので、次回はそこまで行きたい。
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熊本それ以外。

熊本市民会館

設計は佐藤武夫。村野藤吾の建物で似たのがあったな〜と思ったけど村野藤吾ではなかった。

子飼商店街

子飼商店街の町並み。今回初めてレンタサイクルで走って、初めて通った道も沢山ある中で通り掛かった商店街。近くに電停も無いので歴史がある商店街なんじゃないかなあ(お寺が複数あったので寺町発祥なのかな)。馬肉のコロッケを食べ歩いた。

夏目漱石内坪井旧居

この辺も初めて通り掛かった。夏目漱石って松山ってイメージだけど熊本にもいくつか旧宅がある。こちらは震災の影響で建物内には入れずお庭のみの公開。

夏目漱石第3旧居

こちらは水前寺成趣園の裏手側にある。水前寺成趣園の裏手まで行ったのはこちらが目的ではなく洋館のジェームズ邸だったのだけれど……↓このような状況だった。夏目漱石旧居との落差。写真で見たら素敵な洋館。2015年の時、また次回!…と思ったことを後悔。歴史的建造物こそいつまでもあるものではない。

熊本で見た建物、その他。

自転車で走っていて出会った建物など。





熊本駅へ向かわず今回は上熊本駅から福岡方面へ向かいます。JR上熊本駅。一昨年ホームだけ見てなんかオシャレだなーと思ってたけど外観もオシャレでした。上熊本駅から鈍行で博多へ。途中、羽犬塚で停車中のななつ星を見た!デビュー以後何度も九州来てるのに意外にも初めて見た!

今回の旅一覧。
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京都の庭園。醍醐寺三宝院庭園、平等院鳳凰堂〜『とにかくHeikkiを続けよう』

関西旅行2日目。前日の滋賀の庭園巡りは↓こちら。
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平等院鳳凰堂






世界遺産。浄土式庭園は国指定名勝。3年ぶりの再訪。前回は本堂がまさかの工事中だったので写真を撮り直したく…。前回は1月の始めの夕方だったからかそんなに人が居なかったけど今回はさすがに世界遺産、まー人多かったです。写真を撮るためのポジション争いが激しかった。以下は宇治の町並み。



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醍醐寺三宝院庭園







こちらも世界遺産の寺院、庭園は特別名勝。以前は撮影禁止だったんだけど最近庭園の写真撮影が可能になったと聞き初訪問。豊臣秀吉が造らせたとされる桃山時代の庭園は本当に素晴らしかった――…今年一番良かった庭園候補!庭園の素晴らしさ(借景含む)は勿論なんだけど。思ったより人がおらず静かに庭園を観れたのがまた良くって……。先に行った平等院なんか勿論ガヤガヤ煩いし、今年京都で行った中で他に静かに観れた庭園って正伝寺ぐらいかなあ。静かにゆっくり見られるだけで、印象や心に残るものが違う(前日の滋賀も基本静かめなのが心に残るのかも)。

紅葉シーズンのピークを過ぎて来たからというだけかもしれないけど、京都の世界遺産の寺社でこんなに気持ち良く拝観出来たのっていつ・どこ以来だろう…って感じ(市内から離れているし、市内から来るにも平等院から来るにも乗換が必要なので観光コースから外れているのかな…)。また別の季節にも来たい。でも醍醐駅からの道のりはニュータウンみたいな感じで意外と現代的!







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『とにかくHeikkiを続けよう』@ bigcake



最後に今回の旅の目的『とにかくHeikkiを続けよう』。3年ぶりのbigcake。フジロックJリーグ苗場支部での出会い以来、大変お世話になってきたヘイッキさん壮行会。以降はTwitterでつぶやいたことをリライトしたもの。苗場支部との出会いみたいなことは以前も書いたことあるんだけど、フジロックにこんな集まりがあるとは全く知らずたまたまオアシスエリアを歩いてたら「飯田産業!じゃないのかよ!」と呼び止められたのが最初。今回、他の方が歴代の集合写真をまとめてくださったので見直してみると、2006年の自分の色のセンスが本当に酷い(笑)若さで済ませたい…。翌年は初パーマ直後。苗場支部というかヘイッキさんと初めて会って10年以上と思うと長い。金髪に染めた日にも呑んでたのだからすごい(笑)

自分がサッカーやフェスで全国各地行くようになったのは、正直この人の影響が大きい。京都サンガサポのユニ着て朝霧で突進していく姿、京都から山形にアウェー遠征して満喫している模様。そしてヨーロッパの話。「そんなところに行くんだ!?」と文字通り世界が広がった。アウェー遠征で関東・東海以外に初めて行ったのは関西で、その時もヘイッキさん含め関西方面の方にお世話になり。そのうち一家族とは直近でも海外のフェスで一緒に過ごさせてもらっているし、そのうち一人は…久しくお会いしていないけどネットにアップされた記事で沢山名前を見た(笑)家が近い方々のみならず全国・海外にもそんな風に友人が居る状況になったのは、苗場…というかヘイッキさんが居たからだと思います完全に。

そんな縁や自分のフットワークもあり今回弾幕など色々預かります。今年のフジで思ったことなんだけど――関東界隈は関東界隈、関西界隈は関西界隈で盛り上がりつつも。一年に一回フジロックでしか会えない人。一年に一回あの場を楽しみにしてくれてる人も苗場支部なんだよねぇ(この言いたいニュアンス、伝わるかな?)。今回昔の写真見てて――「他サポーターと交流する」こと自体が10年前はすごく新しかったように思うのです。別にJリーグは海外みたく因縁が激しい訳でもないけど、かと言って積極的に他サポと交流する場も無かったから(更にまさかJFLの話が出来るなんて)。一年に一度、最高のフェスだからこそのエクスタシーみたいなものがあると思うので。本当に『続けよう』だよね。初回から人数の多いJ1クラブの方々は勿論、一人参加、まだサポが少ないクラブの方もどんどん参加してほしいなぁ。

僕は今のところ胴上げという形での人生の変化はないけど(笑)、北海道から九州まで日本全国(全県ではないけど)。更には海外。友人が居てサッカーやフェス観に行ったら誰かに会えて人生楽しい。ヘイッキさん、貴方程のバイタリティは無いけど背中を追わせてもらっています。たぶんこれからも。企画して下さったkzkさん、オジドル、DJ諸氏、アルバム準備してくださった方々など皆様ありがとうございました!(僕弾幕受け取っただけで何もしてない…(笑))今の旅行欲からするとジャカルタにさくっと不思議ではないのでそんなにしんみりした感じではないんだけど。最後にB2Bタイムで実は流そうとしていた曲。この曲かマムフォードで迷ってたんだけど、ネギの流れからもう繋げられないと思った(笑)


滋賀の庭園巡り。金剛輪寺明壽院庭園、西明寺本坊庭園、大池寺蓬莱庭園、教林坊庭園、ヴォーリズ建築「豊郷小学校旧校舎群」「旧伊庭家住宅」など

関西旅行に行ってきました。まずは滋賀県の庭園巡り編。滋賀の庭園を巡ったのは今年のGW以来。
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金剛輪寺明壽院庭園





まず彦根から近江鉄道豊郷町へ向かいレンタサイクル。そこから約7kmのところにある「湖東三山」の一つ、金剛輪寺へ。国指定名勝。昨年行った中で一番!だった庭園を再訪(昨年3月以来)。桃山〜江戸時代に掛けて造られたとされる庭園。金剛輪寺は紅葉の名所としても名高いのでもう少し前に来れたらきっと紅葉がすごくきれいだったはず…でも散った紅葉がサツキの上で色づいている姿も良い。






金剛輪寺は本堂が国宝、三重塔は国の重要文化財。本堂までの長い石畳の参道には無数の地蔵が置かれていて(千躰地蔵)、その雰囲気もすごく好きなお寺さんなのです。また来ます。
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『浮世絵★歌川ファイブ-広重☆国芳☆豊国☆国貞☆国安-』展 @ 愛荘町立歴史文化博物館


前回来た時は気づかなかったけど金剛輪寺の隣にある施設(愛荘町立歴史文化博物館)に「あれ?庭園あるじゃん」と思い。見たいな…と思って吸い寄せられて行ったら丁度歌川一門の企画展が!栃木県の那珂川町馬頭広重美術館の収蔵品展。面白かった。なおこの後↓の西明寺まで移動するんだけど、道に何か居るな…と思ったら野生の猿が10匹ぐらい居て驚いた!
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西明寺本坊庭園 蓬莱庭




国指定名勝。金剛輪寺から北へ約3km、こちらも湖東三山の一つで同じく昨年3月以来の再訪。こちらの遠州流庭園も素晴らしいのですが、今回再訪して感じたのは苔が本当にきれいな庭園だってこと。






西明寺金剛輪寺と同じく本堂が国宝、そして三重塔も国宝。
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山王大宮神社庭園


西明寺の向かいにある神社。庭園として掲載する程か迷うけど、人が全く居ない割に拝殿もお庭もきれい。
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大池寺蓬莱庭園



近江鉄道豊郷駅から水口駅へ。そこから徒歩で約15分。今年ずっと来たかった小堀遠州作と伝わる枯山水庭園が大池寺蓬莱庭園。この日は超寒く戸が閉められていたのが残念ですが…春には大刈込みのサツキに花が咲く。写真だとすごくキレイなのでまた来たいなー。色んな種類のお庭があって(本堂前のお庭は江戸後期だそう)来れたことには大満足。また来たい!ちなみに翌日見に行った↓の教林坊庭園も小堀遠州の庭園で、全国各地に「遠州が手掛けた庭園」があるのでどこまで信憑性があるかはよくわからないけど、大池寺には遠州の説明の看板すらあったので信憑性が高いのかなあと。




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教林坊庭園








最寄駅は安土城跡のある東海道本線安土駅。琵琶湖寄りにある安土城跡とは逆方面に小堀遠州作と町に伝わるこの庭園があります。ここも昨年からずっと来たかった場所で紅葉の名所(紅葉以外の時期は土日祝のみ公開)。残念ながらピークは過ぎていたけど、それでも散った紅葉でお庭が真っ赤。次は紅葉が庭園を埋め尽くす前の庭園を見に来てみたいなあ。安土駅から教林坊までは約4km(東海道新幹線の線路からは近い!)。駅から公共交通機関は無いので周辺の他の駅からのレンタサイクルを何度か検討していたんだけど(近江八幡とか五箇荘とか)、普通に安土駅前にレンタサイクルのお店が2つもありました。
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今回滋賀で見た庭園は以上です。以下は庭園以外に見たもの。(主にヴォーリズ建築)

豊郷小学校旧校舎群



登録有形文化財聖地巡礼!…けいおん殆ど見たこと無いけど。昨年西明寺金剛輪寺へ行った時は多賀大社からレンタサイクルして片道10km程の道を行ったんだけど、大型車両の交通量が多かったので別の道のりが無いか調べた。そしたら豊郷小学校にもレンタサイクルがありそこからが最寄だということに気付いたので(それでも7kmあるけど)、今回豊郷へ行ったのはそれが一番の理由。だけどヴォーリズ建築として見たかった場所ではあるので来られて嬉しい。朝もはよからファンっぽい人たちの姿もちらほら。このヴォーリズ建築、外見もモダンでシンプルなんだけど中の意匠も素敵だった。この建築を壊そうとしてたなんて信じがたいよ…文化の価値が解らない人間が町の長をやっちゃダメだ…。

豊郷の町並み


そんな豊郷小学校のある豊郷の町並み。歩いてて気付いたんだけど豊郷は中山道が通っていて旧街道沿いらしい独特の雰囲気がある(宿場町ではないみたい。街道沿いには豊郷小学校以外にも国登録有形文化財である「古川家住宅」がある)。その中にある豊郷小学校旧校舎ってかなり異物感がある…と思ったので、そゆ意味ではあの建物の文化的価値がわからない上が居ても不思議ではないのかもな…と。あと豊郷の町には飛び出し坊やならぬ飛び出しガールズが立っていて面白い。


水口城跡と東海道・水口宿の町並み





大池寺のあった水口の町はJR東海道本線からはかなり離れているので最近まで全く存在を知らなかったけど、かつての東海道が通った町であり今も国道1号線が町を貫いている。宿場町であり水口城の城下町でもあり…今回は時間の都合で本陣の方まで行けなかったけど、ヴォーリズ建築もあるようだしまた来たい!


今回、彦根〜貴生川まで近江鉄道で移動。近江鉄道彦根多賀大社間以外に乗ったのは今回が初めてでした。近江鉄道はかなり料金が高い私鉄なんだけど休日のフリーきっぷなら安いということを知った。今回は降りられなかったけど五箇荘八日市と他にも歩いてみたい街がある…のでまた乗りたい。最初は東海道新幹線の線路沿いを走っているのに最後は山の方へ向かっている感じ(そして旧東海道に辿り着く感じ)、好きだなー。貴生川からの信楽高原鐵道もいつか乗ってみたい…。

旧伊庭家住宅



安土の町にあるヴォーリズ建築。地図見てて、あれ?この建物名見たことあるな?と思って。ちょうど教林坊方面だったので観に行きました。この日は別イベントで入場制限してたらしいけど東京から来たと言ったら見せて頂けた。感謝。ちなみにここも何かのアニメの舞台になってるらしい。
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滋賀湖東の町並みや風景。今、滋賀が気になる





一昨年ぐらいから滋賀の庭園や町並みへ足を運ぶ回数が増えてるんだけど、近江の国って歴史的にもすごく重要な土地で(京都の隣だし、中山道東海道も通る交通の要衝であり、城郭跡も多い。あと紫香楽宮のように一瞬とはいえ都すらあった)、今も歴史的なもの(寺社や城跡)が数多く残っている……のに、「忘れられてる県」でだいたい上位に選ばれる垢抜けない感じがある。あとは大体琵琶湖ってイメージ。その垢抜けなさ=古い町並みや集落が残っている感じが、すごく興味をそそられる。やっぱ歴史のある地域なだけあって他の所謂「田舎」と比べると集落の数が圧倒的に多いし(その中心となる寺社も多い)その規模も大きい、とレンタサイクルをしていると感じる。道にも古い面影を感じたりするし。

かつては交通の要衝だったのに現代に置いては新幹線は県の最東部・米原にしか停まらず、中山道を走る近江鉄道はゆっくりだし、旧東海道沿いを走る草津線は支線だし、そう考えると東海道本線も旧主要街道の東海道中山道からだいぶ逸れた場所を走っている。だから開発されすぎず古い面影を残しているのかな――。電車でのアクセスがイマイチな場所はまだあまり行けていないし、あと湖西エリアも馴染みが薄い。そう考えると来年も2回ぐらいは旅行で滋賀に行く(寄る)気がする。

滋賀県内の東海道新幹線新駅は数年前に新しい知事により凍結されて、当時は滋賀に興味が無かったから「そりゃそうだ、京都近いじゃん」って思っていたけど、もし実現していたら――脚光を浴びる歴史的地域・観光地があったのかもなぁ。「東海道線と接続できない、草津線じゃ弱い」というのは確かにそうなんだけど、「草津線と接続してくれる新幹線駅」が出来ることによって、信楽甲賀や伊賀(三重だけど)に観光客がアクセスしやすくなるメリットがあっただろうなあ、と思う。

西明寺から豊郷まで戻る時に通り掛かった「長寺」という集落が凄く気になった。いかにも入り口って感じの場所があるのに入ってみると迷路。甲良町の「甲」って、甲賀者と関連があったりするんだろうか…。今となっては普通の住宅地だと思うけど、また行ってみたい…。

間ノ又公園


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滋賀のご当地マンホール



(最後のは京都ですが…。)翌日、京都の庭園巡りに続きます。
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